活動報告

2014年10月24日

総上地区市政県政報告会

 今回は、総上地区からのご要望にお答えして、金曜日の午後7時から、地区にある「働く婦人の家」での開催となりました。

 総上地区は1100所帯余り、約3400人の住む地域で、「小島」「二本紀」「今泉」「中居指」「袋畑」「東古沢」「西古沢」の各地区で構成される広い地域です。以前、私が生まれた「行田(なめた)」地区の「お神輿新調」についてお話をしましたが、「行田」は、この総上地区「二本紀」にあります。

私の生まれた「行田(なめた)」は、この総上地区にあります。私の生まれた「行田(なめた)」は、この総上地区にあります。

前下妻市議会議長で、この地区選出の増田市議会議員と一緒に、来場者をお出迎え。前下妻市議会議長で、この地区選出の増田市議会議員と一緒に、来場者をお出迎え。

 今回、会場となった「働く婦人の家」なのですが、これは、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律(昭和47年法律第113号)第30条第1項及び第2項に基づき、働く女子等の福祉の増進を図るため、職業生活等に必要な援助を与え、その地域におけるこれら「女子の福祉に関する事業を総合的に行う」ことを目的として設置された施設です。

 会場の写真を掲載致しますが、これがちょっと変わったこしらえになっております。

司会進行役の後ろにご注目。「鏡に手を触れないで下さい」のとおり、この部屋は、周囲ぐるりが「鏡貼り」になっています。司会進行役の後ろにご注目。「鏡に手を触れないで下さい」のとおり、この部屋は、周囲ぐるりが「鏡貼り」になっています。

 さて、本地区での報告会でも、これまでの地区と基本的に同じ内容をお話しておりますので、その詳細につきましては、別に資料として用意しておきました。

こちら」にまとめておきましたので、是非、お読みになっていただきたいと思います。

 この「県政報告会でお話をしている」中で、二番目に取上げているのが、「患者の視点に立った医療の充実」です。その中で、「緊急医療」の問題を取上げております。もちろん、他の医療についても「医療の過疎」を問題にしているのですが、特に「救急車を呼んだ時に、直ぐに搬入先が決まらない」問題があって、脳梗塞等、一刻を争う場合、これは、致命的だ、とお話をしております。

 この総上地区でも、そのお話をすることにしておりましたが、それが如実に、それも、この会場で起きることになるとは考えてもおりませんでした。

「市政報告」を始めた増田市議会議員。この後、思いがけないことが。「市政報告」を始めた増田市議会議員。この後、思いがけないことが。

 いつものように、地区の増田市議会議員が「市政報告」を開始してしばらくした時、会場の後部で折り畳み椅子に腰掛けていた出席者の方が、突然、倒れてしまったのです。当然、報告会は中断となり会場は騒然となりました。直ぐに救急車の出動を依頼しましたので、十分足らずで救急車が到着し、病院に搬送することになり、倒れた方は、救急車内に運び込まれました。

 なにぶん、下妻市役所脇にある消防所から、この現場までは、二キロ程度ですし、赤色灯を回してノンストップで急行してきますから、確かに現場到着までは、「10分もかからない」のです。

 幸い、倒れた方は、意識を取り戻しましたので、「かかりつけのお医者さん」を聞き出して、そこに搬送しようとしたのですが、あいにく、そのお医者さんは「お留守不在」でした。

 そして、私のいつもお話している通りになったのです。

「どこの医者に搬送しようか」の「搬送先探し」が、救急患者を救急車に乗せたまま、始まるのです。たまらず、私は、私の知っている先生に直接電話でお願いして、受け入れていただくことに決まりました。救急隊員、ご家族の方々に感謝をされ、また、倒れた方も、その後、良くなられたとのことでしたが、「現実」を、皆さんが目の当たりにした出来事でした。

会場に急行してきた救急車。会場の窓越しに外を撮影しています。会場に急行してきた救急車。会場の窓越しに外を撮影しています。

 その後、中断した報告会を再開しましたが、こうした現実を目の当たりにした出席者の皆さんは、どのように感じたことでしょう。「救急車は、直ぐに来てくれても、搬送先が決まらない」現実を、どのように思われたでしょう。

 こうした問題の解決は、個人ではできません。

なぜ、搬送先が決まらないのか、施設に問題があるのか、人に問題があるのか、そうした問題を解決する対策には、なにをすれば良いのか、お金がどのくらい必要なのか、そのお金をどこから捻出するのか、こうしたことは、みな「政治」の力を使わないと解決できません。私が問題提起して、皆様にご説明しているのは、すべて、そういうことなのです。 なお、現在、この「緊急医療」の問題は、「新中核病院」実現を、ひとつの解決方法としていて、以前、このサイトでもご紹介しておりますので、「検索」していただきたいと思います。

「政治の力による諸問題の解決」が必要。「政治は生活」です!!「政治の力による諸問題の解決」が必要。「政治は生活」です!!

 この「政治の力」ですが、「人口減少」「高齢化」問題への対策となれば、なおさらです。「東京直結鉄道」を、対策の起爆剤と考えて活動をして来ておりますが、これこそ、「政治の力」なくしての実現は不可能です。実際、なにをするにしても「政治の力」は不可欠だと考えています。

 生活の安心・安全のために必要なことでも、市や県や国に「みんなの代表」を送って実現するための働きをさせる、これが、「政治の力」の利用方法だと思います。でも、私達政治家が,勝手に出来るはずもなく、こうして皆様のご意見・ご提案をお伺いして、そこから「必要な改善すべきこと」を知る必要があります。いつも申し上げておりますように、「政治は生活だ」、なのです。

なぜ、「人口減少問題の起爆剤」なのか、の説明に聞き入る出席者の方々。なぜ、「人口減少問題の起爆剤」なのか、の説明に聞き入る出席者の方々。

質問をお待ちして。足元には、資料をぎっしり詰めた袋を準備して。質問をお待ちして。足元には、資料をぎっしり詰めた袋を準備して。

 「政治は生活」なのですから、今後とも、皆様からいろいろご意見・ご提案をいただいて、これまでのように働いて参りたいと考えております。この県西地区の「人口減少」「高齢化」など諸問題解決のために、「東京直結鉄道」誘致も成功させて行く活動もして行きたい、と考えております。そのためには、皆様に私を使っていただかなければなりませんので、今後とも皆様のいっそうのご支援を、とお願いして、お開きとさせていただきました。

私の考えを一生懸命にお伝えしました。私の考えを一生懸命にお伝えしました。

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2014年10月19日

黒駒地区 市政県政報告会

 今回の報告会は、上妻地区の「黒駒」で開催しました。

「黒駒」(くろこま)は、約240所帯、住人、約750人の地区です。場所は、「黒駒公民館」なのですが、この公民館には、「黒駒不動尊」の入口を通って入ります。黒駒不動尊の祀られた境内にある、と言った方が良いかも知りません。

これまでも何度か登場した上妻地区にある「黒駒」。会場は、「黒駒不動尊」「耳不動尊」の境内にあります。これまでも何度か登場した上妻地区にある「黒駒」。会場は、「黒駒不動尊」「耳不動尊」の境内にあります。

 この黒駒地区、実は、私の祖母の出身地でしたので、私は、小さい頃、この近所には、よく遊びにきておりました。このお不動さまでも遊んだ記憶があります。

 また、この地区は、下妻地区から出た最初の茨城県議会議長「飯村丈三郎」先生の出身地でもあります。飯島先生から百年後に、同じく県議会議長になった私が、ここでこうして皆さんにお話をさせていただいていると思うと、感慨ひとしおのものがあります。

地区選出の須藤市議会議員。上妻地区での報告会では、毎回、出席して、お手製の資料を配布して、市政報告をしています。訥々としてお話しぶりで、みなさんに語りかけます。地区選出の須藤市議会議員。上妻地区での報告会では、毎回、出席して、お手製の資料を配布して、市政報告をしています。訥々としてお話しぶりで、みなさんに語りかけます。

 報告会は、いつものように地元選出市議会議員による「市政報告」から始まりました。その後、私が県政について、お話をしたのですが、いつも、お話している基本的な内容は、こちらにまとめておきましたので、ご覧になっていただければと思います。

資料片手に県政のご報告。できるだけわかりやすくを心がけ、時には冗談を交えての説明会です。資料片手に県政のご報告。できるだけわかりやすくを心がけ、時には冗談を交えての説明会です。

 お話の中では、将来の人口減少問題を避けて通れなくなっていること、その対策として交通インフラ整備をして企業誘致をしたり、安心・安全のくらしができる学校教育、生活環境整備をしたり、なんといっても東京直結鉄道誘致を対策の起爆剤にしようとして運動していることなどを説明しました。

 このサイトをご覧になって下さっている皆さんには、「人口減少」問題にしても、「茨城県の魅力度」問題にしても、「またか」、なのだと思うのですが、実は、一般の方々には、そんなには知れ渡っていないお話なのです。市長、市議会議員で構成される期成同盟を立ち上げているのですが、まだ、市民の皆さんには、具体的な行動案内等はしておりませんので、止むを得ないことではあるのです。

 ですから、毎回、このお話をしながら、お聞きになって下さっている皆様の表情を拝見しておりますと、特に注目を受ける報告であることがわかります。「人口が、そんなに減っちゃう?」「鉄道を引っ張って来るんだって??」と言うわけです。つまり、私のお話をお聞きになるまで、ほとんどの方々が、「そんなこと、知らなかった」、なのです。

人口減少問題と、鉄道誘致運動については、特に興味を持っていただけたようです。人口減少問題と、鉄道誘致運動については、特に興味を持っていただけたようです。

 私のお話だけではありません。

市政報告会でも、地区選出の須藤市議会議員が、資料を用意して、議会がどんな運動をしているか、行政側とどのように対応しているか、問題点と今後の対応方法を、具体的にお話しますので、お集まりいただいた方々は、「そういうことなのか」と納得することが多いのです。

 もちろん、そうした事を説明した紙媒体の「広報」はありますし、それの配布もされています。でも、それを読むよりも、(読んでくれるのか、と言う問題もありますが)、目の前の政治の当事者から直接話を聞く方が、より「耳に入る」のだと思います。

 こうした会合の重要性は、ここにある、と、私は、考えております。

「政治は、政治家におまかせ」、の風潮があります。確かに、皆様に選んでいただけましたので、一生懸命頑張らなければならないのですが、「政治は生活だ」なのですから、一般の方々の参加は、不可欠だと思います。

 このように、皆さんにお話しする機会が増えれば、それだけ、皆さんの政治への理解が深まり、「いま、一体、なにが問題なのか」「どうしなければいけないのか」をご自分の問題として捉えていただけるのではないか、と思います。

 「人口減少」対策としての「東京直結鉄道誘致」運動にしても、私共、政治家だけが騒いでいても、国は、これを実現してくれようとはしません。やはり、その必要性、そのためにするべきことをする覚悟がある事を、そこの住民が一丸となって、国に訴えてゆく必要があります。住民の皆さんが、ご自分の問題として捉えていただいて、私共の後押ししていただければ、これ以上に力強いことはありません。

政治の当事者から直接聞く話からは、「広報誌」とは、また異なったインパクトを受けると思います。政治に関心を持っていただける、それは、こうした会合の目指す重要な目的のひとつです。政治の当事者から直接聞く話からは、「広報誌」とは、また異なったインパクトを受けると思います。政治に関心を持っていただける、それは、こうした会合の目指す重要な目的のひとつです。

 「茨城県の魅力度向上」についても、同様だと思います。

「魅力度向上」のためには、ご自分達の住んでいる場所について、ご自分達が良く理解することが、まず、第一です。

茨城県の魅力度順位が、あんな結果になっているのは、茨城県の「認知度」が低いから、当然なのです、と私は申し上げております。知られていないのだから、魅力がどうこう聞かれても、答えようもなく、そうして「47位の魅力度」が出来上がっているのです。

同じように、自分達の住んでいる場所の魅力を良く理解していなければ、その良さを説明しようもないと思いますから、魅力度向上運動もできないでしょう。

 例えば、この黒駒公民館のある「黒駒不動尊」のことです。

不動尊ですから大日如来の化身、ということで、全国で「お不動さま」として信仰を集めているのですが、この「黒駒」のお不動さまは、どういう由来でここに祀られたか、とか、なぜ、「耳不動」と呼ばれるのか、そこにはちゃんとした伝承文化があってのことなのですが、知らなければ人に説明することはできません。

「鬼怒川を流れてきた不動尊は、黒駒の人々にしか拾い上げることができなかった」り、「奉納されているキリ」を耳に当てると耳の病が治る、などということを、りっぱな地域の伝承として、是非、訪れる人々にお話してあげていただきたいと思います。

 今年も、去年と同じ『魅力度の順位』だった茨城県ですが、今年から始めた「魅力度向上作戦」は、道半ば、です。これから、県民、市民の方々の深いご理解とご協力をいただいて運動を進めて行けば、きっと「認知度」も「魅力度」も向上すると期待しております、とお話をして、県政報告を終わらせていただきました。

どうやって、人口増加につなげるか、質疑応答では、いろいろご要望・ご意見、ご質問をいただきました。一つ一つにお答えしているうちに、予定時間を大幅に超過して、黒駒地区の報告会は終了しました。どうやって、人口増加につなげるか、質疑応答では、いろいろご要望・ご意見、ご質問をいただきました。一つ一つにお答えしているうちに、予定時間を大幅に超過して、黒駒地区の報告会は終了しました。

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2014年10月18日

2014しもつま砂沼フェスティバル

 「秋晴れ」の見本の様な「フェスティバル」の幕開けでした。

朝から晴天、風もなく穏やかなこの日、「しもつま砂沼フェスティバル」開会式に出席してご挨拶を申し上げるために、「砂沼サンビーチ」に向かいました。

遠くの筑波山とアドバルーンがくっきり映える秋晴れの日に、今年のフェスティバルが開催されました。遠くの筑波山とアドバルーンがくっきり映える秋晴れの日に、今年のフェスティバルが開催されました。

眩しいくらいの光の中でご挨拶を申し上げました。眩しいくらいの光の中でご挨拶を申し上げました。

 下妻市や商工会が一生懸命になって開催する「フェスティバル」など、市内の催し物を見ていると、今年も順位が変わらなかった、例の「全国魅力度」が恨めしく思えてしまいます。

 市の中心地に砂沼があって、桜が咲いて、サンビーチがあって、こんな観光ロケーションに恵まれたところは、他にないと思います。空気も綺麗、食べ物も美味しい。住んでいる我々には、その魅力に慣れてしまい、気がつかないほどですが、全国的に見ても魅力溢れた地域だと思います。

「それが、魅力度47位。みなさん、47都道府県、って言うんですからね。」と、ついつい、声が大きくなってしまいます。「だから、みなさん!」と、これも声を強めて、「我々の住んでいるところがどれだけ素晴らしいかを、是非、外の人たちに教えてあげてください。そうして、1人でも多くの人が、この下妻を訪れるようにご協力をお願いします。」と、ご挨拶申し上げました。

 毎度、しつこいご挨拶の様に思われるかも知りませんが、それだけ一生懸命に「魅力度向上」に努めて来ていることご理解いただいて、お許しください。

皆さん、是非、魅力度向上にご協力を!!皆さん、是非、魅力度向上にご協力を!!

開会式を待つ入場者の方々。既に満席です。開会式を待つ入場者の方々。既に満席です。

 さて、こういうお祭りですから、皆様にも「絵」をお見せして、お祭りの有様をご紹介させていただきます。

会場に至る沿道には、出店がたくさん。皆さんにご挨拶をしながら、お店拝見をしました。会場に至る沿道には、出店がたくさん。皆さんにご挨拶をしながら、お店拝見をしました。

支持者とのすれ違い。あちこちで支持者の方々からお声をかけていただきました。支持者とのすれ違い。あちこちで支持者の方々からお声をかけていただきました。

「釜揚げえび」屋さんでは、味見をさせていただいて、ここでも支持者の方にご挨拶をさせていただきました。「釜揚げえび」屋さんでは、味見をさせていただいて、ここでも支持者の方にご挨拶をさせていただきました。

会場の砂沼サンビーチ入口でウェブ掲載用のポーズをとらされていましたが、突然、支持者の方の飛び入りで、記念撮影に。会場の砂沼サンビーチ入口でウェブ掲載用のポーズをとらされていましたが、突然、支持者の方の飛び入りで、記念撮影に。

東京直結鉄道」⇒写真説明「文字通りの「東京直結鉄道誘致促進」のためのブースです。このサイトをご覧になってくださっている皆様には、おなじみ、ですね。でも、ほとんどの方々は、???という表情で・・・東京直結鉄道」⇒写真説明「文字通りの「東京直結鉄道誘致促進」のためのブースです。このサイトをご覧になってくださっている皆様には、おなじみ、ですね。でも、ほとんどの方々は、???という表情で・・・

この子は、模型の電車に興味あるに違いありません。でも、私達は、下妻の将来のために、この子が父親になる頃には、「東京直結1時間!!」を実現しなければなりません。この子は、模型の電車に興味あるに違いありません。でも、私達は、下妻の将来のために、この子が父親になる頃には、「東京直結1時間!!」を実現しなければなりません。

出番を待つ法泉寺保育園の園児たち。保育園総出の演技ですから、当然のごとくご両親も総出、です。出番を待つ法泉寺保育園の園児たち。保育園総出の演技ですから、当然のごとくご両親も総出、です。

園児の親御さんたちのカメラの砲列です。園児の親御さんたちのカメラの砲列です。

園児のお父さんたち。ちょうど、光の向きも最良だし、向けているのはビデオの砲列です。園児のお父さんたち。ちょうど、光の向きも最良だし、向けているのはビデオの砲列です。

ほんのお祭りの「さわり」だけをお見せしました。他にもたくさんの催し物も計画されています。

来年は、是非、お越しいただいてお楽しみいただけたらと思います。

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2014年10月17日

自由民主党下妻常総支部役員会(報告会の舞台裏)

 今年は、茨城県議会の議長を拝命しているため、「公務」で地元を留守にすることが多くなりました。昼間は、水戸の県庁にいて、夜、地元に帰ってくる、と言う生活をしております。特別委員会を設置したり、条例を議会側から提出したり、例の「魅力度向上」対策に努めたりと、私なりに一生懸命、勤めているのですが、その分、今度は、地元の皆さんと対話する時間が取れなくなってしまいました。

役員の皆様のご協力を得ましたて・・・役員の皆様のご協力を得ましたて・・・

 それでも、1月、2月には時間の都合を付けて、下妻地区を一周する「報告会」を実施したのですが、その後、また、忙しくなってしまいました。そこで、さすがに議会も夜は開かれませんから、それなら、少し遅い時間になるけれども、と久しぶりの「報告会・懇談会」を開くことにしました。

 今回の最初は、8月9日「前河原地区」から始めて、順次、開催して行きました。

そのことは、このサイトでも逐次掲載しておりますので、ご覧になった方もいらっしゃることと思います。

報告会では、いつも目にする役員会の会長さん。報告会では、いつも目にする役員会の会長さん。

 だいたい夜七時頃から開始することになった今回の「報告会・懇談会」は、それまでの私の「県政報告会」だけではなく、地域の市議会議員さんにも出席していただいて、「市政報告」もしていただこう、ということにしました。ですから、「市政・県政報告会」というタイトルになっているわけですが、既に以下の場所で開催しており、ほぼ、下妻地区全体を網羅し、残すところは、あと数個所、となりました。

  1. 前河原公民館
  2. 尻手公民館
  3. 桐が瀬公民館
  4. 江公民館
  5. 大宝公民館
  6. 千代川公民館
  7. 騰波ノ江市民センター
  8. 高道祖市民センター
  9. 豊加美市民センター
  10. 黒駒公民館

こちらも、いろいろな催し物で先頭に立っていただく役員さん。こちらも、いろいろな催し物で先頭に立っていただく役員さん。

 開催する場所の規模にもよりますが、だいたい、私の事務所と後援会の数人で対応しておりますので、外から見ると、そんなに大変な仕事ではないように見えるのですが、実際は、開催までには、各地区の役員さんに集まってもらって、出席者数の見積もりとか、どんなことを話題にしたらいいかとかを検討しております。

 なにしろ、下妻地区と言っても、東西南北、全域に渡りますので、地区それぞれの事情があって、そうした内容は、役員さんに教えていただかないとならないのです。

 こうして、私の報告会での「各地区特有の問題について」のシナリオが完成します。

約1時間程度、私がお話しをして、その後に「質疑応答」をする形の「報告会」なのですが、その準備には、役員の皆様の大きな協力をいただいているのです。

役員代表からの説明を聞く役員の方々役員代表からの説明を聞く役員の方々

 本日の「支部役員会」では、昨年度の実績報告と今年度の予定について審議していただくことが主目的でした。実績としては、「党員数の拡大」が順調に進んで来ている、ということがあり、大変嬉しい報告がありましたし、決議事項は、全て役員全員の賛成を得ることができました。

 さて、題名とは趣の異なる内容になってしまった本掲載ですが、日頃、どれだけのお世話になって私の活動が支えられているのか、支部役員会の皆様の働きをご紹介させていただきたくて、お話させていただきました。

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2014年10月16日

三峰会での講演

 市内の若い経営者の集まりである「三峰会」から、「県西地域の現状や今後について」話をしてくれ、と言う要請を受けて、お話をさせていただきました。

若者の多い三峰会若者の多い三峰会

 写真をご覧になればお分かりのように、みんさん、お若い方ばかりですが、みな、第一線にたって働いている方々ばかりです。

下妻地区にも、少子高齢化・人口減少による「自治体消滅」の危機に瀕してしまう可能性があるのですが、このように活躍している若い人たちを見ると、少しは安心できるように思います。

真剣に聴いて下さったみなさん。真剣に聴いて下さったみなさん。

 お話しましたのは、「人口減少問題と、その対策について」の私の考え方で、「県政報告会」などと同じです。ですから、地域活性化の方策としての「東京直結鉄道」や、その誘致のために、国の「国土強靭化法」と関連付けているお話などをしたのですが、初めて聞く方も多いようで、真剣に耳を傾けていただけました。

結局、いつもと同じくらいの時間、お話しました。結局、いつもと同じくらいの時間、お話しました。

 当初、三十分くらいの時間で、と言う依頼だったのですが、皆さんが一生懸命に聞き入って下さるので、いつもと同じくらいの時間、お話をしてしまいました。

「県政報告会」などでも、基本的に同じ内容のお話しすることになるのですが、今日は、こんな若い方々にお招きを受けて、私の考えをお話しすることができ、大変嬉しく、幸せに思えました。

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2014年10月14日

個人農場の米麦乾燥機導入

 台風の通過した翌日の風の強い日、下妻市内加養で「米麦乾燥機」完成披露があり、お招きを受けてご挨拶を申し上げて参りました。

米麦乾燥機場は、この辺に建てられました。米麦乾燥機場は、この辺に建てられました。

 米や麦等の穀物は、機械等で収穫すると、脱穀や貯蔵に適した含水率以上になっているのが普通だそうで、これは、速やかに乾燥機に入れなければならないそうなのです。

そこで、燃料と発動機を組み合わせて温風で強制的に乾燥させる方法が普及して行ったのですが、最近は、電気式になった立型乾燥機が主流のようです。

この農場では、最新式の設備を導入しております。

これが、乾燥機一式です。これが、乾燥機一式です。

乾燥機を設備した、かなり大きな建屋です。乾燥機を設備した、かなり大きな建屋です。

 ただし、「導入する」といっても簡単ではありません。

資金調達、場所確保など、大変なのです。ですから、だいたいは、農協の施設を利用することが多いのですが、それを個人で導入したのです。

 米価低迷で、今後の「儲かる農業」対策をどうしようか、というご時勢に、乾燥機導入には、将来へのリスクも含んでおりますし、大きな決心が必要だったと思います。

 そのことについては、農家のご主人が、ご挨拶の中で「農業でやって行きたいから」と理由を説明して下さいましたが、その決意には、頭の下がる思いがします。

農場主が、農業にかける熱い思いを語って下さいました。農場主が、農業にかける熱い思いを語って下さいました。

 私は、地域の農業対策として、農業作業効率を上げて「生活できる農業」、「後継者を育てられる農業」を実現するために、これまで市内各地の圃場整備を進めて参りました。皆様のご協力を得て、圃場整備は、だいぶ進展して来ていて、実は、残すところ「この周辺地区」と言うところまで来ております。

 また、圃場整備をするにしても、地権者の負担は、できるだけ少なくなるようになど、現場の便利を考えて活動して参りましたが、こうした農業問題を解決するために基本的に重要なのは、やはり「農業をする人の意識」だと思っています。

 市や県や国が、ああしよう、こうもしてあげよう、と救いの手を差し伸べても、その対象となる方々に「農業で生きてやる」という意識がなければ、効果を期待することはできないと思います。

熱いエールを送らせていただきました。熱いエールを送らせていただきました。

 ですから、簡単に「米麦乾燥機」の導入、と考えることはできず、今回、そうした農業をやりぬこうとする強い意識を持って、個人で「米麦乾燥機」を設備した農場の皆さんには、熱いエールのご挨拶をさせていただきました。

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2014年10月5日

ベトナム訪問

 成田空港からベトナム直行便で、一週間に渡るベトナム訪問をして来ました。

むろん、観光旅行であるはずもなく、橋本知事をはじめ、県議会議員5名、市町村長4名、農業関係、経済、福祉医療関係者など、総勢100名を超える「訪問団」による、茨城県とベトナム間の諸交流促進のための訪問でした。

 今年3月、ベトナム国家主席が国賓として来日した際、茨城県の農業を視察され、「是非、ベトナムの農業を見ていただきたい」との要望があり、このたびは、主席の「お招き」をいただいての訪問だったのです。

その訪問目的は、次の通りです。

  • 今後の協力・連携方法を検討するために、農業生産現場を直接拝見したい。
  • 茨城県企業にベトナム進出を検討させるための視察をさせたい。
  • 茨城県産品のベトナム輸出促進のための商談を進めたい。
  • 農業分野を初めとして、「ベトナムからの人材受け入れ」を促進したい。

10月6日、国家主席主催の夕食会にて10月6日、国家主席主催の夕食会にて

 さて、ベトナムと日本では、時差は余りないのですが、それでも到着当日午後から夜までスケジュールが組まれておりましたので大変でした。これが最終日まで続いたのです。昼間は移動と現地視察、夜は、国家主席、現地知事のレセプションと、これが毎日続いたのです。

 ベトナム側も大変力を入れていて下さって、車で移動の際は、警察車両が先導して交通管制をするなど、それこそ「国賓並み」の扱いをしていただきました。

 ベトナムと言うと、私達の世代は、例の「ベトナム戦争」を思い出します。

当時は、「南」「北」ベトナムに別れていて、北ベトナムとアメリカが戦争をしていたのですが、最終的に南ベトナムが北ベトナムに全面降伏し、現在の、共産党による一党独裁国家が出来上がっています。ベトナム共産党の最高職である党中央委員会書記長、国家元首である国家主席、首相の3人を中心とした集団指導体制を敷いているのですが、今回の「お招き」をして下さったのは、国家主席の「チュオン・タン・サン」氏だったのです。

ナムディン省の圃場視察ナムディン省の圃場視察

 どこの国でも同じですが、国民が食うや食わずではどうしようもないわけです。

そこで、1986年12月のベトナム共産党第6回大会で、社会主義に市場経済システムを取り入れるという「ドイモイ政策」が採択され、さらに1996年のベトナム共産党第8回大会では、2020年までに工業国入りを目指す「工業化と近代化」を二大戦略とする政治報告が採択されました。ちょうど、中国の改革開放と同様に市場経済路線へと転換したわけです。

 市場経済路線を採用した中国と同様に、ベトナムは、今後、大変有望な市場になりますから、海外にも目を向けなければならない茨城県も一生懸命になるのです。

今後、どのように進展して行くかは、茨城県の都合ばかりではなく、わが国や諸国の状況に左右されるところはありますが、茨城県の発展のための一つの重要な手段だと思います。

 今回、現地をつぶさに視察させていただいて、特に現地の農業について、得るところがたくさんありました。

 なにしろ、とてつもなく広い農地と、二毛作で三回目は野菜を植えて、と言う国柄なのです。技術協力を惜しむわけではありませんが、その結果、現在の日本と同じ農業状態になれば、強力な「競争相手」にもなるだろうとも思えるのです。

 ですから、そんなことも考えて、総合的なお付き合いをして行かなければ、と思いました。

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