活動報告

2012年8月25日

「復興へがんばろう!東北」全国都道府県議会議員親善野球大会 IN みやぎ

 文字通り、全国の県議会議員が集まっての親善野球大会です。初日の24日は、集まった36都府県の議員が一同に会し、地元の県会議員、市長、町長さんたちから現状についてお話をうかがったり、励ましたりの勉強会でした。

 そして、「東北を元気づけよう!」とはじめた野球大会は、翌日から四ブロックに分かれてはじまりました。初戦の相手は新潟県でした。

「新潟県は、10人しかエントリーしていなくて全員野球。茨城県は、31人も・・。34対5でコールド負けしたけれど、5点取れたのが奇跡。 茨城県強すぎ」

 と新潟県議員のブログに掲載されているとおりの初戦突破。2回戦は、和歌山県との対戦でした。ここでも勝利しての翌日、決勝戦では、熊本県が対戦相手でしたが、私は、和歌山戦でちょっとがんばりすぎてしまい、エントリーできませんでした。でも、熊本県も撃破して、見事に優勝をしました。

 東北は、去年の震災で特にひどく被害にあった地域ですが、そこの議員さんたちとさまざまな問題について意見交換が出来て、また、野球を通じて親睦を深めることが出来た、大変有意義な三日間でありました。

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2012年8月23日

茨城県戦没者追悼式

 先の大戦では、本県関係者の戦没者数は、五万八千余名に達しています。県主催のこの追悼式は、毎年開催されており、今年も下妻市からの参加者も含めて二千人が出席しました。

 もう、六十年以上前の大戦ですから、遺族の皆さんもご高齢で、子供が七十代以上になっているでしょう。こういう追悼式を行うことによって、過去の戦争について語り継いでゆくことは、とても重要だと、私は考えております。戦争の悲惨さもさることながら、今の平和が、戦死された方やその遺族の方々の犠牲があってのものだ、ということを忘れてはならない、と思います。

 最近、領土問題で近隣の国々ともめているのはご存知のとおりですが、勢いで戦争にでもなったらそれこそ大変です。売り言葉に買い言葉、見たいなことをやっていると、いつか暴力沙汰になってしまう恐れがあるのは、国同士だって民間と同じです。そういうことを考えながら外交をしないといけない、と考えています。

 それには、「普段の付き合い」が大事、と思いませんか。アメリカのクリントン国務長官は、三日に一度のペースで全世界を訪問しているそうです。そうやって国交を深めているのでしょう。

 ひるがえって、わが国はどうでしょうか。相手と心を通じる外交、何かあった時に、直ぐに相手と通じることが出来る付き合いが、出来ているでしょうか。問題が起きた時だけでは、相手にされないでしょう。

 クリントンさんとまでは行かなくても、日本の外交も見習うべきところがあると思います。追悼式に参加していて、そういうことを考えました。

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2012年8月21日

福島県双葉町 災害避難者激励

福島県双葉町の位置 猛暑真っ盛りの8月21日、福島県双葉町の災害避難者激励を行いました。福島県双葉町は、昨年の大震災で福島第一原発の放射能被害を受け、避難を余儀なくされています。その数、現在でも、福島県内3600人余り、福島県外3300人余り。このうち、埼玉県加須市にある廃校となった旧騎西高校には、211人が避難生活を送っています。

 JA常総ひかり(下妻市)の協力を得て、下妻市果樹組合連合会が、この激励会を主催しました。実は、昨年、被災地福島県が、下妻と同様に果樹産地あり「同じ生産者として何かをしたい」の声が上がり、下妻の梨生産者有志により、福島市民を対象にした梨狩りツアーを実施しました。

 あれから1年が経って、今でも避難生活をされている方が多い現状を見て、昨年の梨狩りツアーよりも多くの人を激励したい、ということになり、福島県双葉町の役場にもなっている避難所、埼玉県加須市の旧騎西高校に直接出向き、梨生産者により梨を贈呈し、激励することにしました。さらに、今年は、「よさこいソーラン」の団体を招いて、踊りも披露することにしました。

ゴーヤを使い、「緑のカーテン」が作られていました。 廃校といっても、旧騎西高校は、立派な建屋です。この写真は、「双葉町緑のカーテン」として校舎南面にゴーヤを植えたものですが、このように4階建て、(一部5階建て)で、200人余りが避難生活をするには、面積的には十分か、と思えました。

 この校舎に「双葉町役場 埼玉支所」があります。周囲の広い駐車場には、福島県ナンバーの車がたくさんみられ、また、双葉町役場の公用車が見受けられたりで、埼玉県のここに福島県の町役場ができている、ということを実感させられます。

旧騎西高校にある「双葉町役場 埼玉支所」旧騎西高校にある「双葉町役場 埼玉支所」

廃校になった旧「埼玉県立 騎西高等学校」廃校になった旧「埼玉県立 騎西高等学校」

 今回は、「よさこい」の踊りを披露しますので、その現場を確認してから、町長室を訪問しました。テレビでもよく報道されるのでお顔は良く存じている井戸川町長にご挨拶をしました。

井戸川町長を囲んで、今回の激励会の趣旨をご説明させていただきました。井戸川町長を囲んで、今回の激励会の趣旨をご説明させていただきました。

 また、今回の激励会を主催する「下妻市果樹組合連合会」と下妻市役所農政課の代表を紹介させていただきました。下妻市果樹組合連合会と下妻市役所農政課の代表を紹介させていただきました。井戸川町長を囲んで今回の激励会の主旨をご説明すると、井戸川町長は大変な感謝の意を表してくださいました。そして、今回の災害による双葉町民の苦しみと現状、そして将来への不安などをお話しして下さいました。遅々として進まない現政権の復旧・賠償問題に対する不満、長期化する避難生活が町民に及ぼし始めている悪影響などについて、淡々とお話しされ、その対応にどれほど苦慮されているか、よく伝わってきました。

井戸川町長のお話に聞き入る。井戸川町長のお話に聞き入る。

 以下は、井戸川町長が、今年災害から1年経過時に『私たちの3月11日という日』として町民に語りかけたものを記載します。本日、井戸川町長がお話になった内容がほぼ網羅されています。(ウェブサイトからの抜粋です)

そして、原子力発電所の現場では、今も厳しい環境の中で事故の収束に日夜、危険を顧みず復旧作業にがんばっている町民の方がいることを忘れてはなりません。彼らの努力に感謝しましょう。

 全国にバラバラになって避難生活をしている町民の皆さんは本当に苦労されています。事故が絶対にないと胸を張っていた東京電力が避難生活をして、私たちに自分の住居を提供し、住まわせて、放射能を片付け、安全な環境の町を復元して返すのかと思っていたら、謝りたくない、賠償金は払いたくない、さらには放射能は自分の物ではないという有様です。なんという情けない会社に原子力発電所を運転させていたのだろうと思ってしまいます。

 町民の皆さん、様々な障害には絶対に負けられませんので、勝つために力を合わせてがんばりましょう。この苦しみを喜びに変えるには、町民の皆さんと行政が力を合わせて進むことが大事です。外部から色々言われることも雑言もありますが、しっかりと地に軸足をつけて確かな信念のもと、子どもたちの将来に希望が感じられ、子どもたちが主体のまちづくりをすぐに始めなければなりません。この苦難に負けないで、新しい歴史を始めましょう。

淡々とお話をする井戸川町長淡々とお話をする井戸川町長

 双葉町長との懇談は、約1時間に及びました。もっとお話をしたかったのですが、「よさこい」踊りの時間が近づいたので、会場に移動することになりました。よさこいの披露

 当日の気温は、37℃。それでも校舎に挟まれた日陰に助けられて炎天下の公演になりました。学校だったのですが、教室の軒下には、洗濯物を干す道具がみえます。住んでいるみなさんが、被災者なのです。公演に集まってくださった被災者の皆さんといろいろお話ができたのも勉強になりました。

公演を見に来られた被災者の方と。公演を見に来られた被災者の方と。

被災者の皆さんに配る梨の準備被災者の皆さんに配る梨の準備

 暑い中、ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。下妻の梨を食べていただいて、「よさこい」を見ていただいて、被災者の方々を少しでも激励できたのなら、と思いながら猛暑の中を帰ってまいりました。

最後に、被災者の方も一緒に記念撮影をしました。最後に、被災者の方も一緒に記念撮影をしました。

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2012年8月20日

文教警察委員会

 教育文化行政に関わることがらや、生活の安全を確保するための交通安全対策や治安の確保について調査、審査する集まりで、ということは、5月18日の活動報告(link)でもご説明しましたが、今月は、県西・県南地区の調査を行いました。午前中は、常総警察署、午後は、東日本入国管理センターを訪問しました。

 まず、常総警察署にて、管内の外国人状況について説明を受けました。昨年末現在のデータによりますと、常総市では、外国人登録者数4390人であり、その中でブラジル人がダントツの2561人(全体の約6割)を占めています。
常総市は、人口64、000人あまりですから、外国人が約7%を占めていますが、この7%の約6割がブラジル人だ、ということです。水海道駅前には、ブラジルの銀行まであるのです。

茨城県常総市の水海道駅前にあるブラジル銀行

 そういうこともあって、常総警察署は、本県警察の集住地域総合対策モデル警察署に指定されています。こういう環境での治安をどのように保つかに腐心している常総警察署なのですが、コミュニティ・リーダーを委嘱して意見要望を収集、通訳帯同での巡回連絡を週一回実施、自主防犯ボランティア団体への支援、行政機関・企業との連携・ブラジル人学校との連携した警察活動等を行い、積極的に対応していることを知りました。

 こういった地道な活動により、文化・習慣の異なる人々を含めた集住地域の治安が保たれているわけですが、これは、常総市に限らず、どの地域にでもあてはまることではないかと思えました。

 午後は、法務省東日本入国管理センター(牛久法務総合庁舎)を訪問しました。常総市のような治安対策を講じていれば、あるいは、こういうところは必要なくなるのかもしれませんが、ここは、「出入国管理及び難民認定法に定める退去強制事由に該当して、本邦から退去を強制される外国人を送還するまでの間、収容する」施設、なのです。外国人も、日本に入国すれば、日本の法律に従って生活しなければならないのですが、それに違反して本国送還される外国人が収容される施設、なのです。
ここ5年の入所人員数の推移をみると、平成23年は激減(東日本大震災が原因?)しているのですが、年間延べ収容人員は、約11万人と、あまり変化はありません。 いろいろな事情で出所できない外国人が多いからです。

 ここにいる外国人は、常総警察署のような治安活動などにより収容されたわけですが、今後、ますます増加すると思われる外国人対策と、その結果としての集住地域の治安については、今回、いろいろ勉強をさせていただきました。また、こうした仕事に携わる方々のご苦労を思い、感謝の気持ちを新たにしました。

東日本入国管理センター

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2012年8月19日

小野子町囃子連合会 創立35周年記念祭

 8月19日に小野子町観音様ご開帳のお話を掲載しましたが、その観音様を祭る小野子観音堂公民館で、小野子町囃子連合会の創立35周年記念祭が開かれました。午後4時からのお囃子合同演奏の後、式典があり、午後9時までいろいろな催し物で盛り上がりました。

 子供たちも夏休み真っ盛り。記念祭では、キッズ・コーナーとして「ヨーヨー吊り」を、また、飲食コーナーを設けて、焼きそば、カキ氷などの露店を作って大賑わいです。

 子供だけではなく、親子、孫を含めた三世代の参加が珍しくありません。こういうお祭りが今後も末永く継承できて、皆さんが楽しく過ごせますように、とご挨拶を申し上げました。

 最後にお囃子合同演奏があって、お開きとなりました。

ご挨拶させていただきました。

町内の方からのご挨拶

キッズ・コーナーで遊ぶ子供たち

町内の皆さんの、お囃子合同演奏

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2012年8月9日

小野子町防犯パトロール隊による報告と研修会

稲葉市長とともに参加させていただきました。

 毎年、8月には町内行事がたくさんあります。私の住む小野子町でも、先に掲載しました「観音様ご開帳」「お囃子」などがあって、町内の方と顔を合わせる機会が増えます。今回もそんな町内のお話です。

町内の皆様とともに、報告・研修会を行いました。

 小野子町では、二年前から「小野子町防犯パトロール隊」を組織して活動をしております。今回開催された「報告・研修会」では、下妻警察署生活安全課から講師をお呼びして「振り込み詐欺」防止対策などについてお話をしていただきました。稲葉市長もお招きしての研修会でしたが、身近な問題についてのお話でしたし、みなさん、大変勉強になったとのことでした。

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2012年8月9日

小野子町の観音様ご開帳

 私の事務所がある小野子町には、由緒ある観音様があります。
鎌倉時代の作といいますから、源頼朝の1192年から1333年で、700年から800年前の観音様、ということになります。明治期に廃寺になった真寿院というところに安置されていたそうで、坐高65.2センチメートル、ヒノキ材、寄木造の十一面千手観音座像です。
「まなじりのつり上がった明快な表情や、写実的で程よく弾力のある体躯の質感などが、鎌倉時代の作であることを示している」ということです。
呼び方は、一般的に「千手観音」と呼ばれていますが、千手千眼観世音菩薩、とか、千の慈眼、千の慈手で衆生を済度するので大悲観(世)音とも言われます。写真のような観音様です。

ご開帳された観音様

 この観音様のご開帳は、一月と八月の二回あって、今回は、夏のご開帳、ということになります。私は、小野子町町内会からの招待をお受けして毎回、出席しております。普段、ご町内の方とは、お話しする機会は少ないのですが、こういう機会には、皆さんとざっくばらんなお話をすることができます。

 この町内会だけに限ったことではないのですが、いろいろな会合でいろいろな方のお話を伺えるのは、「街の声」を聞くことになります。もちろん、お招きいただいて私も楽しませていただいているのですが、県会議員としてとても勉強になっています。

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2012年8月8日

(財)茨城県自由民主会館竣工式と竣工記念政経フォーラム

 旧自民民主会館は、昨年の大震災で被災してしまい、建て直すことになりましたが、このたび、水戸市笠原に新館が竣工しました。

新しくなった「自由民主会館」

 自由民主会館は、自民党県連の活動拠点として利用されますが、今回の新築では、木造平屋建て、床面積約200平方メートルで、県産材をふんだんに使用し、事務室をはじめ、約70人収容できる会議室や役員室が設けられています。また、出力3.5キロワットの太陽光発電システムも導入しています。

 竣工式典は、山口理事長や岡田県連会長、梶山弘志・海野透県連会長代行、各選挙区支部長、県議44人ら約70人が出席し、出来立ての会議室で開かれました。

竣工式典は、山口理事長や岡田県連会長、梶山弘志・海野透県連会長代行、各選挙区支部長、県議44人ら約70人が出席し、出来立ての会議室で開かれました。

 午後は、水戸プラザホテルにて「政経フォーラム」が開催されました。講師は、石破茂・党前政務調査会長でした。石破氏は、聴講する1500人を超える党員らを前に、政権担当能力に欠ける民主党政権を厳しい口調で批判し、衆議院の早期解散への理解と支持を訴えていました。

 ティーパーティでは、次期衆院選に出馬予定の衆院7選挙区の各支部長の紹介もあり、次期衆院総選挙に勝利し、政権奪還を果たそうと大いに盛り上がりました。

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2012年8月4日

千人おどり

千人おどりにてご挨拶させていただきました。

 市内の交通を規制して、恒例の「千人踊り」が開催されました。毎年恒例、だったのですが、去年は、東北大震災の影響で開催できませんでした。当日は、この「千人踊り」と「花火大会」が催されました。また、アトラクションとして「下妻多賀谷太鼓」が「常陸乃国囃子連」により上演され、祭りを盛り上げていました。

下妻多賀谷太鼓が披露されました。

 私も祭りに参加し、楽しませていただきました。「昨年は大震災があって開催できませんでしたが、今年は皆さんでがんばって、開催できました。踊れる喜びをかみしめて、しっかり踊りましょう。」お招きいただいて、ご挨拶をさせていただきました。

私もお祭りに参加し、楽しませていただきました。

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2012年8月2日

福島・茨城 ハンド&ハンド ~こころのきずなを深めよう~

茨城県自然博物館での集合写真

 ガールスカウト茨城県連盟が主催し、全日本仏教青年会が共済したこの事業は、茨城県・福島県、それに古河市社会福祉協議会が後援をしました。

 福島県の少女に放射線量の低い地域で生活してもらい、少しでも健康面への不安を解消させ、偏見を持たずに接してくれる仲間がいることを感じる機会を提供したい。また、茨城県の少女には、放射線への偏見をなくし、ともに生活することで仲間であることを感じ、被災地に今後も心を寄せることへの機会としたい。これが、この事業の趣旨です。

 茨城県県西地区のガールスカウト約40名と福島の少女は、バス二台に分乗して、筑波登山、茨城県自然博物館、砂沼サンビーチを四泊五日の日程で楽しく過ごしました。

 前にもお話しましたが、私はガールスカウト育成会の会長をしていたり、下妻地区の砂沼サンビーチもスケジュールに入っていることもあって、私も協力しましたが、その趣旨に沿った活動ができたと思っています。

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これまでの活動履歴

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