2014年4月の活動index
- 4月28日
- 下妻市商工会青年部 通常総会
- 4月27日
- 第71回為桜野球大会
- 4月22日
- 下妻母親クラブ総会
- 4月16日
- 下妻市菊花会 平成26年度第29回定期総会
- 4月13日
- 第8回 多賀谷時代まつり(多賀谷左近三経、400年ぶりの里帰り)
- 平成26年度青少年を育てる下妻市民の会総会
- 4月6日
- 第16回観桜苑さくら祭り
- 茨城県議会議長『就任を祝う会』を開いていただきました
- 4月4日
- コミュニティカフェ『ぷらっとほーむ』開店
- 4月2日
- もみの木保育園の第11回入園式・進級式
下妻市商工会青年部 通常総会
今年も、下妻市商工会青年部の総会にお招きを受けて、ご挨拶をして参りました。昨年の総会時にも掲載しましたが、本会は、商工会の会員である商工業者(法人にあってはその役員)、またはその親族で、その会員の営む事業に従事する年齢満40歳以下の方々で構成されています。そして、商工業の後継者にふさわしい経営者としての資質向上を図ることを通して地域の商工業の総合的な改善発達を図り、あわせて地域社会に広く貢献することを目的とし、そのための活動を行っています。
活動の一例として、「砂沼フレンドリーフェスティバル・しもつま砂沼フェスティバル」などの地域振興事業への開催協力がありますが、これなどは、皆様も良くご存知のところだと思います。
このように、本会は、現在、部員数47名で、地域振興のために頑張って下さっている方々の集まりです。
総会では、昨年度の事業内容と決算、今年度の事業計画と予算についての議決が行われました。また、「感謝状贈呈式」も執り行われましたが、これは、「年齢制限」のある「青年部」ですので、「年齢満了」に達した8名の方、および、在部10年となった6名の方が表彰を受けました。
さて、青年部の活動目的の一つ、「地域振興」なのですが、これには、若い人たちの牽引力が必要だと考えています。下妻市が進めている「人々が街中に集まってくる」「県西地域でのチャンピオン市を目指す」ための施策の実行や、そのための提案等にも、ここに集まっているような方々の協力がぜひ必要です。
最近、機会のある度にお話をしている「茨城県の魅力度最下位」のことですが、なんとか最下位脱出をしたいと考えています。今年は、私が、県議会議長を務めていることもありますので、県議会議員の皆さんに集まっていただいて、「茨城県議会が先頭に立って全国にPRをしよう」と、力を入れております。
そのためには、まず、「地元の魅力を自分達が理解すること」が重要です。そうして初めて、他県の人に茨城県の魅力を説明できるのだと思います。
これは、下妻市に置き換えても同じだと思います。
そして、行政も市民も、みんな一緒になって下妻市の発展のために努力すべきだと思いますが、青年部には、こうした運動の先頭に立って活躍していただきたいと思います。
下妻市の発展は、もちろんのことなのですが、私は、このサイトや、「県政報告会」などで、「県西地域の発展のためには」、「インフラ整備」「農業対策」などが必要と、何度も持論を展開させていただいております。
なかでも、「東京直結鉄道」のことは、最重要課題だと考えています。
今年は、「誘致の是非を問う」ための調査費用が、茨城県と下妻市等市町村で2000万円ほど計上されました。本格的な誘致運動の始まりと言えると思いますが、調査の結果、「不用」などと言う結論が出たら大変なことになりますから、関連地域の行政と市民が総掛かりで誘致運動に取り組むべきだと考えております。
その時には、是非、この青年部の牽引力にも期待したい、と考えております。
第71回為桜野球大会
五月のゴールデンウィーク直前のこの日、市内、柳原球場で開催される「第71回為桜野球大会」にお招きを受けて、ご挨拶をして参りました。
下妻地区には、野球チームがたくさんあって、いろいろな大会を催していますが、その中でも、この「為桜」野球大会は、最も古い歴史を持っています。それに、その大会名もちょっとかわっていて、始めてみる人は、なんて読むのか戸惑うでしょう。
すこし、この「為桜」について、ご説明をしましょう。
「為桜」は、「ためざくら」などと言う方もいらっしゃいますが「いおう」と読みます。この文字は、幕末の水戸藩士、藤田東湖作「文天祥正気(ぶんてんしょうせいき)の歌に和す」の一節「発(ひら)いては万朶(ばんだ)の桜と為る」よりとられたもので、「開けば,幾万もの枝に咲く桜の花となり,ほかの花々の及ぶところではない。」という意味だそうです。この「為桜」については、「為桜学園」の別称を持つ、下妻市内の「県立下妻第一高等学校」のホームページに、その由来が掲載されています。
学校と野球大会の差はありますが、意図するところは、同じだと思います。
さて、その「為桜大会」ですが、始まったのが昭和23年、今年は第71回目、と言うことになります。昭和23年と言うと、私はまだ生まれてもいません。下妻市が、ことし60歳になりますので、それよりも10年以上前に始まった歴史ある大会、と言うことになります。
戦後の荒廃した中で、野球を通して青少年の心身教育に役立てようと始められたそうですが、今年は53チームが参加する、文字通りの「大会」となってきています。
もちろん、野球に勝つことも重要ですが、なにより、野球を通して「自分に勝つ」ことを学ぶことができれば、本大会の趣旨に沿うことになるでしょう。
抜けるような青空の下で、そんなご挨拶をして参りました。
下妻母親クラブ総会
下妻公民館の学習室で開催された「母親クラブ」にお招きを受けて、ご挨拶をして参りました。いろいろな所にお伺いしてご挨拶を申し上げている私ですが、毎回、大変にぎやかな中でのご挨拶となる本総会です。
昨年の、「下妻母親クラブ総会」を掲載した時に、特に下妻に嫁いでこられた方々の交流の場がなくて不便をしていると言う話を聞いていて、また、茨城県の「地域活動連絡協議会」からも、なんとか下妻市にも設立できないかとの相談があって、ご協力をさせていただいた、と書きました。
その後、その「母親クラブ」も今年、9年目の総会を迎えることになりました。現在、会員60名。「ゆりかご」「ちょうちょ」「ことり」「あおむし」の四つのクラブに会員を分けて、それぞれの子供たちの年齢レベルに沿った活動をしているようです。
活動に当たっては、財政が厳しい中、行政からの援助は難しかったのですが、何とか少しでもお手伝いをしようと考え、ゴルフコンペでのチャリティーで寄付金を集める等、私なりの応援をさせていただいてきました。
今年の総会では、酒寄会長が、「孤立する親を少しでも無くしてゆくために、母親クラブの存在を周囲に広め、会員を増やして行きたい」とご挨拶されました。
少子高齢化が進む現在、「母親クラブ」の存在は、大変、心強いものですし、子育てをする側の苦労が大変なものであることは、私も経験者として実感しておりますので、ずっと応援をして来ました。
子供が生まれてくる前も、生まれてからも、子育て中は、何かと制約があります。例えば、子育てを期に、会社勤めを辞める、というのは、良く耳にすることです。このサイトでは、この地域は、「医療過疎地域」だ、と言うお話を掲載しておりますが、子供ができたのをきっかけに、辞めてしまう看護師さんがいて、病院側は、その対策に苦慮する、と言うこともあります。これもひとつの「医療過疎」の原因と言えるのではないでしょうか。
また、子供は、いろいろな病気に対しての抵抗力が強くありません。「熱が出たので」と保育園から勤務先や親元に呼び出しが合って、と言うことも良く聞きます。子供のために勤めを辞めていたり、新たな就職が困難だったりしていると、収入が減ったところに、医療費がかかり、「どうしよう」と言うことにもなりかねません。
こうしたことが、本会長ご挨拶中の「孤立した母親」を作ることになることもあります。
昨年度、私が茨城県との折衝により下妻地区で実現した事業は、様々な分野に渡っておりますが、その中に「妊産婦・小児・母子・父子・重度心身障害者医療費助成事業」や「病院内保育所運営助成費」があります。
これは、県や国と一緒になって、そうした負担や制約を少しでも軽減しようとして採用された事業ですが、病院内に保育所を開所する事のへの補助や、医療保険の一部負担金を公費助成することによって「受療」を容易にしてあげよう、と言うものです。
なにぶん、市町村だけでの対応は難しく、国や県や、みんなで応援しないとならない問題ですから、今後とも地域の県会議員として注目して行かなければなりません。
しかし、行政側の応援だけでは、うまく行かない問題でもあると、考えております。やはり、それぞれの子育てをしている方々の主体性がなければ、「児童の健全育成」や「孤立した母親をなくす」ことは、難しいことだと思います。また、一人で対応できる問題でもありません。子育てする側も、みんなで協力することが必要だと思います。
その意味で、この「母親クラブ」には、今後とも大いに頑張っていただいて、会員を増やし、いろいろな事業を通して、その目的を達成して行っていただきたいと思います。
ところで、「生活に密着している政治を」というのは、私の基本的な考え方です。こうやって、いろいろな集まりにお招きを受けて、皆さんが、生活の中でお困りになっていることを、直に聞き取らせていただくのは、この「政治は生活そのものである」との考えによるものですが、聞き逃すこともあります。
そこで、「本クラブ活動の中で、いろいろな問題が起きると思いますが、皆さん方だけでは、解決の出来そうにない問題がありましたら、いつでも相談に乗らせていただきますので、お声をかけてください。」とお願いをしておきました。
最後に、最近開店した「ぷらっとほーむ」のお話をして、先に退席させていただきました。
なお、「母親クラブ」ですが、「お父さん、お兄さん、お姉さんでも入会できます。」ので、これをお読みになった方で賛同していただける方は、是非、入会をしていただけたら、と思います。
ご参考までに、本日の式次第全文を、ここに掲載させていただきます。
下妻市菊花会 平成26年度第29回定期総会
今年も、「下妻市菊花会」の定期総会にお招きを受けてご挨拶をして参りました。昨年の12月14日の「活動報告」には、本会の功労者を表彰したことを掲載しましたが、その時、「茨城県の魅力度」についても、本サイトでは初めてとりあげて、本会活動を「魅力度向上」と関連付けてお話をさせていただきました。
本日の総会では、飯田会長から昨年度の活動総括がありました。
下妻市の活性化のために、大宝八幡宮と言う場所をお借りして菊花を陳列し、誘客活動をした、とのお話がありました。こうした活動に際しては、市の観光協会、産業振興課のご協力を得て大変助かった、とのことでした。例えば、菊花栽培に欠かさない「落ち葉」については、ビアスパーク下妻の「落ち葉」をいただいたり、大宝八幡宮での展示即売会などでは、テント張りをしていただいたり、そうした協力に対して感謝の気持ちを述べていらっしゃいました。なんとかして市内に昔日の人の賑わいを取り戻したい、との強い思いが現れているご挨拶でした。
「下妻市には25,6のイベントがあるが、中でも花にまつわるものが多い」と、ご挨拶した方がいらっしゃいましたが、せっかくのこうしたイベントを通して集客をする方法が重要な検討課題だと常々、考えております。本会も、「菊祭り」は、観客が、大宝八幡宮だけではなく、その後に下妻市内に足を向けてくれないか、という期待があるとのことでした。やり方はともかくとして、「今ある」、「今できる」ことを利用することが大事だと思います。
今ある、と言えば、「梨の花」をご存知でしょうか。
今の季節、梨畑には、白い花が一面に咲いています。梨の「実」の方は美味しくて、これは、既に全国的に有名ですが、「実」になる前のこの花の方も、下妻地区への誘客に使えないか、使うような努力をすべきではないか、と考えています。
五年後の国民体育大会や、その翌年のオリンピックなどで、地域への誘客をどうするかは、どの地方でも重要な問題ですが、まずは、「今ある魅力」を存分に宣伝して、と考えています。
この「梨の花」にしてもそうなのですが、私達地元住民は、「地元の魅力」を理解する必要がある、と思います。そうすることによって、初めて他所の人たちに魅力を宣伝することができるのではないか、と考えるからです。
本会の事業である「大宝八幡宮における菊祭り」は、その宣伝手法もあって、昨年度は「昔日の賑わい」を取り戻したような盛況ぶりでした。市や観光協会など皆さんと一緒になって下妻市の発展に寄与して行きたい、とご挨拶された会長のおっしゃるとおり、私も皆さんと一緒になって下妻地域のPRに勤めてゆきたいと思います。
第8回 多賀谷時代まつり(多賀谷左近三経、400年ぶりの里帰り)
今年も市内、多賀谷城跡公園で「時代まつり」が開催されました。このお祭りの背景などについては、このサイトの「第七回 多賀谷時代祭り」に掲載してありますので、ご参照下さい。
今年のお祭りも、大体、例年通りだったのですが、一つだけ違ったことがありました。「音信普通だった親戚が突然、訪ねてきて」というのは、ドラマ等では良くあるお話ですが、下妻市もびっくりの「400年ぶりの里帰り」が、今年の「時代まつり」で実現しました。福井県あわら市の「多賀谷左近三経奉賛会」が、このお祭りを知り、下妻市に連絡をとり、このお祭りにバス1台を仕立てて、参加してくれたのです。
この「三経」は、多賀谷氏の第15代当主、重経の実子で、結城秀康に仕えておりました。主君が、関が原の戦で功績を上げて、今の結城市から越前北の庄に国替えとなったため、主君と一緒に、今の福井県あわら市に移ったのです。あちらでは、約七年間の施政でしたが、大変な善政を敷いたそうで、そうしたことが、「奉賛会」設立につながったようです。
ところで、「三経」の父親である下妻城の「重経」の方ですが、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いにおいては、家康の再三の出陣要請にも応じず、会津征伐に向かう徳川家康の小山本陣へ夜襲をかけようとした事が露見し、改易され、「重経」は、流浪の末、死去したそうです。
「三経」にしても、石田三成と父から一文字づつもらって付けた名前だといいますが、長じてからは徳川方につき、関が原の戦に勝利。一方の父親は、佐竹氏から養子(男)をもらい、当事の両陣営をにらなんだ、どちらにころんでもの対策をしています。
こういうところは、いかにも、戦国時代を感じさせられて興味深いものがあります。
来賓挨拶では、あわら市の橋本市長が、「あわら市からみれば、いわば本家筋の下妻市に400年ぶりに里帰りした。これを機会に両氏の交流を深め、下妻市、茨城県の宣伝に努めて行きたい。」とご挨拶をして下さいました。
私は、橋本市長の前にご挨拶させていただいて、「魅力度47位の茨城が、あわら市との交流で少しでも名前が売れれば」とお話したのですが、あわら市長がしっかりとフォローしてくださいました。
去年と同様に晴天の「祭り日和」でした。私も、いろいろな催し物を拝見させていただいて、楽しい時間を過ごさせていただきました。
平成26年度青少年を育てる下妻市民の会総会
今年も「青少年を育てる下妻市民の会」の総会が、下妻公民館で開催されました。この日は、午前中、「多賀谷まつり」があって、ご挨拶をしたり、近隣青少年達も参会した催し物を拝見したりした後、本総会に出席しました。
本会の運動内容は、会の名前が示している通りです。市民が協力して青少年を育ててゆこう、と言うものですが、組織としての根本は、「下妻市教育振興会」にあります。
下妻市教育委員会に事務所をおいて、下妻市の「教育の振興と充実を図る」ことを目的としているのが、「下妻市教育振興会」なのですが、組織として「下妻市及び下妻市教育委員会、下妻市校長会、下妻市教育研究会、下妻市PTA連絡協議会、下妻市社会教育委員会議、下妻市青少年問題協議会、下妻市民生委員児童委員協議会、交通安全協会下妻支部、交通安全母の会下妻支部、下妻市体育協会、下妻市子ども会育成連合会、『青少年を育てる下妻市民の会』その他教育関係団体」を挙げています。
昭和58年に制定されていますから、もう、三十年も活動していることになります。
さて、本会の総会ですが、前年度の事業報告・決算報告と今年度の事業計画・予算検討をします。本会の最近の活動をあげると、今年1月26日の「青少年健全育成市民大会」があって、「中学生の主張」などを行ったことを、本サイトでも掲載しております。
他にもいろいろな活動をしているのですが、この活動を支えているのは、市民の皆さんです。昨年度は、10,508戸の皆さんから各戸300円の会費と下妻市からの補助金と「賛助会費」が活動資金になっています。
このように、市民皆さんから支持を受けている「下妻市民の会」なのです。
本会が、今年度は、どのように活動して行くか、と言うことも本会の議題に上っています。
「少年犯罪の低年齢化」、「ニート・ひきこもり」の増加、「インターネットを介した犯罪」に巻き込まれる事例の増加を問題として取り上げていて、「青少年の社会活動への参加を促す活動」「安心して生活できる社会環境整備活動」「親が変われば子供も変わる」運動の推進を、その対策に挙げています。そして、その活動を成果あるものとするために、「市民総ぐるみで」青少年を見守り支援して行く事を「基本方針」とする、としております。
総会資料には、より詳しい内容が記載されておりますが、それは、私も、深く賛同するものでした。
その中に「地域の青少年と大人が濃密に交流できる」事業を通して、というくだりがあります。この日の午前中に見た「多賀谷まつり」の青少年を見たばかりだったから、と言うこともありますが、「地域の歴史と文化」を青少年に教える事を通して、青少年を地域との交流に参加させることも、一つの方法ではないか、と思います。先日、茨城県で中学生の「郷土検定試験」が行われて、優勝こそできませんでしたが、下妻中学校の応援は素晴らしかった、と言う評価がありました。このように自分達の育った地域の文化を理解することで、誇りを持てるようになるのではないか、と思います。
地域の大人が積極的に青少年に教えて行けば、おのずと青少年と地域の大人たちとの交流も増えて行き、本会の目指す成果となって現れるのではないかと考えます。
実は、私の時間の都合があって、会議の最後まで出席できなかったのですが、「地域の歴史と文化」を本会の皆さんを通じて青少年に伝えていただけたら、とお願いをしてご挨拶とさせていただきました。
第16回観桜苑さくら祭り
大町下木戸地区主催の「さくら祭り」が砂沼の「観桜苑」で開催され、お招きを受けてご挨拶をして参りました。
花に関係する「お祭り」は、日本全国、いろいろあります。
毎年、1月の「蝋梅(ろうばい)」あたりから始まり、「桃」の花が咲いて、そして、南の方から桜前線が北上してきます。ちなみに、こんな風に「開花」を気にしてメディアも一生懸命になるのは、世界中で日本だけなのだそうです。
ところが、この「前線」、それこそ「お天気次第」なのです。さらに「桜の花」は、開いたら開いたで、どのくらいの期間、「お花見に耐えられるか」は、これもまた、お天気次第、なのです。
ですから、桜の「みごろ」と「まつりの開催日」を会わせるのは、本当に難しいことなのです。年によっては、せっかくの満開日に暴風雨が来て、と言うことも起きるのです。
そんなにお天気に左右される「さくら祭り」なのですが、今年の「観桜苑さくら祭り」は大変な幸運に恵まれました。花は満開で、抜けるような青空が広がる、多分、「前線」の南側では全国「さくら日和」だった「この日」なのです。
主催者側の地区会長も、ご挨拶でお話になっていましたが、「近年、めったにお目にかからないほどのさくら祭り日和」だったのです。
この「さくら祭り」は、大町下木戸地区が、地元振興の一環として開催し続けてきたのですが、下妻市も、中心市街地の活性化をめざして、この砂沼周辺の整備をしようとしています。
しかし、設備だけを充実すれば、人が集まる、と言うことでもないのです。茨城県が昨年実施した「県内の観光環境の実態」調査をした結果によると、そうした環境の中に、「おもてなし」の気持ちが足りない、ということが出ています。
整備された環境を訪れた人たちが、地元の人たちの温かい「おもてなし」を受けられたかどうかが、重要だ、ということです。気持ちよく観光ができれば、それぞれの地元に帰って好印象を広めてくれるという「好循環」が「魅力度を上げてゆく」ことになるのでしょう。
最近、私が良くお話している「魅力度ランキングで、茨城県は47位(最下位)」と言うことですが、これは、「茨城県を知ってもらっていない」ことが原因だと、県は分析しています。そこで、全員が茨城県の広報員になって頑張ろうと、県議会議長の立場で茨城県議会議員65名に、そうした活動をお願いをしております。
この下妻地区に限ってみても、それは同じだと思います。まず、地元の皆さんが「地元の良さ」を充分に認識して下さって、例えば、「砂沼って、こんなに良い所なんだよ!」とみんなで広げていただけたら、と思います。
六年後の東京オリンピック、その前年の茨城国体での高校生ソフトボール開催と、この地方にもお客さまがたくさんお見えになる機会があります。その時に、この「さくら祭り」のように、こころからの「おもてなし」を持って、お客さまをお迎えして差し上げたいと思いますので、皆様のご協力をお願いしたいと思います。
茨城県議会議長『就任を祝う会』を
開いていただきました
私は、昨年12月に105代茨城県議会議長に就任させていただきましたが、この度、下妻市長、下妻市議会議長などが発起人になって下さって、「議長就任を祝う会」を開いて下さいました。場所は、下妻市役所近くの下妻市民文化会館です。
晴天に恵まれたこの日は、季節がら「桜まつり」が、あちらこちらで開催されたのですが、例年にない絶好の「お花見」日和でした。私も、地元の「観桜苑」などの「桜まつり」に御招待を受け、ご挨拶をして参りましたが、日曜日ですし、天気はいいし、桜は満開の行楽日でした。
こんなすばらしい日に開催した「祝う会」でしたが、皆様からのご支援を受けて、たくさんの方々にご出席をいただけました。
「祝う会」では、つい先日、再選を果たした稲葉下妻市長が、発起人代表の挨拶をして下さいました。
稲葉市長は、橋本知事を始めとする茨城県議会関係の皆様、各業界を代表される方々が一堂に会されていますので、「重鎮がこんなに集まっていただいてしまって、一朝、事が起きたらどうなるんだろうと心配するほど」、「これからも飯塚議長と一緒に下妻の発展に尽力したい」とご挨拶をして下さいました。
来賓挨拶では、皆様から身に余るお褒めのお言葉をいただきました。
橋本知事からは、「二元代表性」をとりあげてのご挨拶をいただきました。出席者の皆様には、「茨城の飛躍、県民と共に」を表題にした新聞形式のものを作って、受付の時に配布をしておりました。知事は、演壇に立つ前にそれをお読みになったのでしょう、次のようにお話になりました。
「飯塚さんは政策通で、県内外を見ながら、いろいろなことに思いを馳せている。そして、二元代表制への認識をしっかり持っていて、議会は積極的に参加してゆくべきだと考えている。実際、今年になってから議会からの提案を受けて、成立もしているが、こうした積極性がなければ、地域の発展は望めないと思う。飯塚さんには、これからも議会をまとめて、いっそうのご活躍をお願いしたい。」
これに対しては、私のご挨拶の中で、「県を良くしたいというみんなの気持ち。みんなで一緒になって頑張って行く」とお答えしました。
岡田参議院議員からは、「四年間のうちに正副両議長を務めた県議会議員は、他にはいないのではないか」と言うお褒めのお言葉をいただいたのですが、続いて挨拶に立った自由民主党茨城県支部連合会の会長代行、海野県議会議員は、この言葉を受けて次のように「内幕」をお話しになって、会場を沸かせました。
「実は、飯塚議員を議長に選出するに当たっては、こんな短期間に正副両議長就任と言うのは、まずいんじゃないか、という意見も出ました。でも、飯塚議員の人柄と政策通をさておいて、他に誰がいるのか、ということになり、結局、他党も含めて満場一致で決まりました。飯塚議員は、県西発展の機関車の役割を担っているのですが、これからも議会の発展のためにも尽力をお願いしたい。」と、これを茨城弁を交えてのご挨拶でした。
お隣町の八千代町からは、大久保町長からご挨拶をいただきました。
「八千代町は、生活圏を下妻市と一緒にしているので、これまでも下妻市とは協力してやってきた。その中で、飯塚先生には、行政のいろいろなことについてご指導をいただいてきていて感謝している。最近、土浦市とつくば市の合併話が出てきて、県西でも第二の合併話が出てきている。先の市町村合併では、八千代町は下妻市と合併できず、残念なことになったが、今度そういう話になったら、真っ先に賛同者になる。また、近隣のインフラ整備では、圏央道が終わると国道125号線の複線化が始まって、鬼怒川に新たな橋が架かることになっている。これが夢の架け橋になったりしないように、飯塚先生には、今後とも県西のためにいっそう頑張っていただきたい。」
大久保町証は、八千代町と下妻市の関係を、おもしろ、おかしくお話になったので、このご挨拶も、たいそう会場を沸かせるものになりました。
こうしたご挨拶・ご祝辞をいただいて、しかも私へのお褒めの言葉をちりばめて下さっているので、少し、むずがゆい気持ちがしておりましたが、これほどにおっしゃっていただいて胸が一杯になってしまいました。
自分のご挨拶の番になったら、いろいろお話をさせていただこう、皆様に感謝の気持ちをお伝えしようと考えておりましたが、感激のあまり、しゃべることができなくなってしまいました。そこで、次のように簡単に私の感謝と、今後への気持ちを述べさせていただくことにしました。
私が、政治の世界に入って得た教訓は、「政治は生活の基本だ」ということでした。
生活が安定するためには、政治が安定していなけらばならない。逆もまた真なり、です。例えば、国や県の支援を受けずに、市、一人だけでやっては行けないのですが、もし、地元の市と市議会が一つになって働けずに、政治がうまく行っていなければ、そんな不安定なところには、県の支援など来ないでしょう。それは、住民にはいい迷惑ですし、地域の発展のためにもなりません。ですから、私は、そんなことにならないように、市と県の間に入って働いてきました。これは正しかったと考えております。
もちろん、そうした働きができてきたのも、皆様のおかげがあってのことと考えております。先ほど、橋本知事からいただきましたお言葉にもありましたが、二元代表制の一翼を担って、茨城県をより良くして行きたい皆様と一緒に、この先も、いっそう努力をして県西の発展と茨城県の発展に尽力して参りますので、変わらぬご支援を、今後とも宜しくお願い致します。
こうして、私のご挨拶までが終了しました。
これまでの私の活動へのご支援に対しては、この後、「祝賀会」でささやかなお礼をさせていただくことになっているのですが、私の妻からも御礼をしたいとの申し入れがあり、この舞台を借りて「オペラ夕鶴」のハイライトを演じることにしました。
妻は、オペラ歌手をしております。また、ガールスカウトの団長もしておりますので、団員と一緒に演じる、と言うわけです。時間的な制約がありますので、「ハイライト」だったのですが、満場の参列者からは、拍手喝采をいただきました。
「下妻市民文化会館」での式次第が全てお開きなってからは、お隣の「体育館」に移動して、「祝賀会」が開かれました。皆様、にぎやかなお囃子のお出迎えを受けて入場されたのですが、この「祝賀会」の状況につきましては、その情景に説明をつけて掲載させていただき、この「祝う会」「祝賀会」の掲載とさせていただくことにします。
明日からはまた、皆様と一緒になって、茨城県、とりわけ県西地域の発展に邁進してまいりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
コミュニティカフェ『ぷらっとほーむ』開店
「カフェ」開店、と言いましても、私のサイトに掲載するのですから、普通の喫茶店(カフェ)ではないことは、お察しの通りです。運営は、下妻市産業振興課が委託している「下妻市社会福祉協議会」で、昨年度、県の「市町村等緊急雇用創出事業」により作られた「カフェ」なのです。
下妻市中心街の活性化につきましては、昨年11月の活動報告の「イルミネーションナイト」でも取り上げましたが、「なんとかしなければいけない」状態が続いています。
こういう状態は、どこの地方でも問題になっていることなのですが、どこの町でも対策が急がれることなのです。そこで、下妻市も、「第五次下妻市総合計画」を作って、様々な方面への対策を講じて、街中の賑わいを取り戻そうとしております。
この「カフェ」も、そうした対策の一環となる事業となっています。
この「カフェ」は、「ぷらっと、立ち寄れるみんなのお家」として、「笑顔があつまる街のプラットホーム」になることを目指しています。
「喫茶・軽食」を提供できますので、近隣の方々が、それこそ「ぷらっと」立ち寄って、お茶をしながらおしゃべりもできます。
市民団体が主体になってミニ講座やイベントを開催することもできます。また、「レンタルボックスショップ」としての働きもあります。「レンタルボックス」には、アマチュア作家のハンドメイド作品などを展示即売できるコーナーを常設できますので、出展者募集中、とのことです。
こういう『カフェ』は、『コミュニティ・カフェ』と言うそうです。年齢等の垣根を越えて、みんなで楽しめる地域の「たまり場」として地域の社交場の役割を期待されています。
さて、この「カフェ」の場所なのですが、下妻市内の「一等地」です。なにしろ「駅前」、下妻駅西口を背にして、徒歩2分。下妻第一高等学校のグランドと道を挟んで反対側です。
本日は、栗山ご町内のお年寄りがたくさんお見えになっていました。皆さんが気軽に立ち寄れて、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりのできるところが作られて良かったと思いますし、集まっておしゃべりをすることは、健康維持には大変良いので、それだけで医療費低減にも貢献できますから、どんどん利用していただきたいと思います。
若い人たちにとっても、集まれて、自分の主張ができる場所があることは、大変すばらしいことだと思います。市内には、こういう施設はなかったと思いますので、今後、この施設が、どのような効果を出せるのか、見守ってゆきたいと思います。
私も、ときどき立ち寄らせていただいて、いろいろな方々のご意見を聞き取らせていただいき、県政に生かして行きたいと考えております。
ところで、この「カフェ」の運営が、「社会福祉協議会」と言うことです。
「だれもが安心して暮らせるまちづくり」活動の推進をしている民間組織の「社会福祉協議会」が、どれだけ市民と密接につながっているかは、驚くばかりです。
「社会福祉協議会」を良くご存じない方は、この「ぷらっとほーむ」に行くと、「みんなの笑顔、かがやくまちに」というパンフレットがありますので、是非、お読みになっていただきたいと思いますが、こんな「社会福祉協議会」が運営してくださるなら、市民の皆さんとの協働にも大いに期待が持てると思いました。
コミュニティカフェ「ぷらっとほーむ」は、本日開店。皆様、是非、お出かけになってください。
もみの木保育園の第11回入園式・進級式
良い天気が続いて、桜も満開に近くなってくると、毎年、入学式が始まります。私は、この季節、3月は卒業式、4月は入学式に市内各地の学校からお招きを受けて祝辞を述べさせていただいております。
今年の入学式の最初は、保育園の『入園式』という事になりましたが、この『もみの木保育園』では、『進級式』も一緒に行います。場所は、下図の通りです。下妻市半谷の県道15号結城下妻線と233号山王下妻線の交差点付近にある、『コ』の字型に建物が配置された、保育園です。
今年の入園者は生後二ヶ月の6名で、進級者を含めると22名の『入園式・進級式』でした。この保育園には、『ゼロ歳児』から入園できます。
ですから、最長6年間をここで過ごす園児もいるのです。生後二ヶ月くらいから入園すると言いますから、そうなると園の先生方は、生みの親以上に子供と接触する時間がながくなります。実際、「歩き始め」「言葉を話す」など、親にとっては楽しみな子供の成長の証も、保育所の先生が最初に、ということが多いそうです。
こうなると、もう、保育所と園児の家族は一心同体と言ってもいい関係になってしまうでしょう。「ファミリー」だと思います。
初めて園児になる親御さんは、きっと子供を預ける不安があると思うのですが、「ファミリーのような」保育園にわが子を預けるのですから、これはもう、先生方を信頼することが重要だと思います。
なにより、この目の前の小さな椅子に座った小さな可愛い子供たちは、日本の大切な宝物だと思います。親御さんはもとより、みんなでしっかりと育てて行く義務があります。
いろいろな社会情勢から、とくに女性の社会進出が普通になってきている現在、どうしても子供を預けられる、こうした保育所の必要性は高くなってきております。
幸い、下妻市では「待機児童」問題は、あまり起きておりませんが、充分な教育ができるように応援してあげなければ、こうした施設の運営には、難しいものがあります。
もし、県や市の応援を全く受けられないとすると、子供を入園させたい人の負担がとても大きくなって、子供を預けられなくなって、働きにも行けず、入る園児がいなければ保育園の運営も大変になって、と言うことになるでしょう。経済問題ではありませんが、「負のスパイラル」です。
そこで、私は、この下妻地区の県議会議員として、国や県と交渉し、「保育所運営費負担」、「特別保育事業」、「すこやか保育応援事業」、「安心こども支援事業」などを積極的に導入してきました。もちろん、市も応援しております。
社会を形付ける上で、教育の重要性は、誰もが認めるところだと思いますが、「教育は小さいうちに」が肝要だとも言います。小学校三年生くらいまでに必要な教育を、という説があるそうですが、私も同感です。だから、保育所、幼稚園は、子供たちの心の基礎の基礎を作る最重要な教育を担っている、と考えております。
さて、この目の前の子供たちが大きくなって社会に出るようになる頃、果たして、下妻は、どのようになっているのでしょう。
この保育園の近くには、県の工業団地があるのですが、幸い、大きな会社が進出することが決まっていますから、この子供たちの就労の場となるかも知りません。また、東京から鉄道を引く運動もしています。私としては、是非、そうなって欲しいのですが、そのためには、ご出席の親御さんたちのご支援が不可欠です。私は、先頭に立って頑張って行くので、皆様方も一緒に、とお願いをしてご挨拶とさせていただきました。