2012年9月の活動index
- 9月24日
- 地下鉄8号線建設促進並びに誘致議員連盟設立総会
- 9月17日
- 敬老の日 下妻市敬老福祉大会
- 9月15日
- すべての拉致被害者を救出するぞ!国民の集い in 茨城
- 9月3日
- SMC株式会社 下妻工場第一期建築工事 地鎮祭開かれる!!
- 9月2日
- ブラジル人学校(インスチツート・エドゥカレ) 科学の祭典見学
- 9月1日
- 砂沼パークタウン 夏祭り
- 下妻市ガールスカウトの活躍
地下鉄8号線建設促進並びに誘致議員連盟設立総会
今年の2月16日に「地下鉄八号線建設促進並びに誘致にかかわる県知事要望」をしたことの活動報告をしました。このように期成同盟会などでは、当面、八潮から野田市までの早期建設を目指していますが、次のステップとして、野田市から茨城県内までの延伸が次期答申に位置づけられるように、要望活動を実施しています。
今回は、茨城県議会中会議室にて総会を開き、正式名称「茨城県議会東京直結鉄道(地下鉄8号線)建設促進並びに誘致議員連盟」を設立しました。
この東京直結鉄道が実現すれば、茨城県県西地区の発展にどれだけ寄与するか、計り知れないものがあります。「茨城県西南部延伸ルートのイメージ図」をご覧ください。現在の関東鉄道守谷駅経由のエクスプレスで東京へ、よりいっそう利便性が高いことが想像できるでしょう。これを実現しようとする議員連盟なのです。
会議では、会の規約と役員選出をして、その結果報告を橋本知事にご報告しました。なお、役員選出では、私が会長を務めさせていただくことになりました。目的達成のために、今後、一層の努力をしてまいります。
地図
敬老の日 下妻市敬老福祉大会
下妻市、下妻市老人クラブ連合会、下妻市社会福祉協議会の主催による下妻市敬老福祉大会が下妻市体育館で午前9時から開催されました。残暑厳しい体育館での開催ではありましたが、高齢者の皆様がたくさん参加して下さいました。
今の日本は、大地震からの復興途上で、これからも頑張らなくてはならないのですが、そういう中での第42回の本大会を開催できることは、大変、喜ばしいことです。
さて、稲葉市長のご挨拶にもありましたが、高齢化が進んできているこの日本、ということです。でも、ここにお集まりの皆さんをはじめ、高齢者と言っても、まだまだ現役でいらっしゃる方が多いと思います。それどころか、これまでたくさんの人生経験を積まれてきているみなさんだからこそ、できることがあるのではないでしょうか。
最近、イジメ問題がクローズアップされています。こういう問題は、なにも学校だけではないと思うのですが、皆さんの深い人生経験は、こういう問題の解決に役立つと思っています。
本日、一つお願いしたいことがあります。
ほんの短い時間でも結構ですから、お孫さんとか、隣近所のお子さんに語りかけてあげていただきたいのです。なんのお話でもいいのです。語りかけて小さい子供たちの心を育ててほしいと思います。
イジメ問題など、人と人との問題は、起きてしまった結果への対処だけに終始しているように感じています。これで良いのでしょうか。それよりも、そうした小さいころからの語りかけによって、子供たちの心を育てることができれば、おのずと減少する問題なのではないか、と私は思います。
こんなお話をさせていただいて、来賓としてのご挨拶とさせていただきました。
すべての拉致被害者を救出するぞ!国民の集い in 茨城
北朝鮮に拉致された被害者五人が帰国してから今年は10年になります。各地で催しが行われていますが、茨城県でも政府拉致問題対策本部、茨城県と水戸市が主催し、救う会いばらき、産経新聞社水戸支局が後援して県民文化センターで開催されました。
この拉致問題がどういうものであるかは、皆さんもよくご存じだと思います。何の罪もない人々が多数、北朝鮮の国家権力によって、無理矢理連れ去られているのです。これを北朝鮮による「拉致」と言います。特定失踪者問題調査会の資料によれば、茨城県関連でも五名の特定失踪者がいることになっています。
主催者側は、国の松原拉致問題担当大臣、橋本知事、水戸市長がそれぞれ挨拶をして早期解決への意思表示をしていました。茨城県では、北朝鮮の茨城県沖での遭難船の対応のひどさに驚き、そういう船の入港を禁じることができる条例を作ったと、橋本知事が強調していました。
「家族会」側は、よくテレビで拝見している横田さんご夫妻、飯塚代表が現状をお話になりました。とくに娘さんが拉致されている横田早紀江さんは、今でも「めぐみちゃん」は生きている、一刻も早く取り戻したいのに、と進展のない状況を残念、無念だとおっしゃっていました。私は、横田さんの奥さんがテレビなどで、拉致された娘をいつも「ちゃん」づけで呼んでいることに気が付いておりましたが、「それもそうだ、可愛い盛りの中学生だったんだ」と思い、本当に気の毒に思いました。
たしかにこういう北朝鮮、なのですが、一方で国と国との関係でもあります。あちらも世代交代した今が交渉のいいチャンス、と皆さんがお話していましたが、何をさておいても、まずは拉致被害者を一刻も早く日本の家族の下にに戻してやりたい、そういう対策が取られれば、と願いました。
水戸市議会議長が閉会の挨拶をした後、全員で唱歌「ふるさと」を歌いました。そして最後に「とりかえすぞ!!」を、これも全員で拳を突き上げ、三唱しました。
SMC株式会社 下妻工場第一期建築工事 地鎮祭開かれる!!
下妻市民待望の、と申し上げてもよろしいのではないでしょうか?9月3日、SMC株式会社、下妻工場第一期建築工事の地鎮祭が執り行われたのです。
SMC株式会社は、国内外に拠点を持つ空気圧制御システムを主要製品とする大きな会社で、その工場を誘致することは、下妻市内の就労者の確保など、市の繁栄の助けになると期待して、これまで誘致活動をしてきたのです。
市内、高道祖の桜塚工業団地に工場を立地予定のSMC株式会社には、今年四月に下妻市長、市議会議長等と七人でご挨拶にうかがったことを、このサイトでもご報告しておりましたが、このたび、地鎮祭の運びとなりました。来年の6月には、第一期工事を完成させて操業開始させたいとのことです。
地鎮祭は、下妻市高道祖字桜塚4245-147にて斎主、大宝八幡宮により午前11時から執り行われました。参列者には、建築主のSMC株式会社の専務取締役など9名、施工者として有限会社鼎設計、みらい建築工業株式会社、株式会社新和電工、あわせて23名、それに稲葉本治下妻市長、増田市議会議長、土地提供者2名、そして私の5名が来賓として参列しました。
神事は、厳かにすすめられ、「鍬入れの儀」の後の「玉串奉奠(ほうてん)」では、下妻市議会議長に続いて私も玉串をささげました。「玉串奉奠」とは、玉串に自分の心をのせ、神にささげるという意味があるそうですが、これまでの誘致活動を思い、とうとうここまで来たの喜びを感じ、これからの工事の安全と下妻市の発展を思いながらの奉奠でした。
これからも市の発展のために、第二、第三のSMC株式会社を求めて頑張りたいと思います。
ブラジル人学校(インスチツート・エドゥカレ) 科学の祭典見学
この前、八月の文教警察委員会調査で、常総警察を訪問した時の活動報告(Link)に、ブラジル人がたくさんいて、と書きました。日本全国で見ると、日本在住ブラジル人は、21万32人もいます。男女別では、男性が11万4215人(54.38%)、女性が9万5817人(45.62%)ですから、だいたい男女とも同数の、ということになります。だからブラジル本国も教育に力を入れていて、ブラジル教育省認可の「在日ブラジル人学校」が11の県にあります。
茨城県には、常総市に二個所、つくば市には、この「 インスチツート・エドゥカレ」があります。場所は、つくば市大貫ですから、つくば山登山口の近くです
この学校で「科学の祭典」があって、子供たちが、いろいろな発想をして理科の実験をする、というので見学をしてきました。今回も、いろいろ面白そうな実験を見せていただき、子供たちの発想力に感心させられましたが、実現に当たっては、これまでブラジルにかかわった企業のOBの皆さんが、協力してくれました。
ところで、私は、これまで何度もブラジル人学校の催し物には参加してきています。それは、教育の重要性についての私の考えに基づいています。
日本がバブルに沸いていた時代、たくさんの外国人が労働力として日本に来てくれました。バブルが去っても日本に住み続けた外国人はたくさんいます。特にブラジル人の場合は顕著です。皆さん、家庭を持って日本に来ていたり、日本に来てから結婚したりしていますから、お子さんも日本住み続けることになります。
すると、日本人と同じように、やがては就職して社会に定着することが必要になります。そのためには、どうしても教育が必要です。まずは、日本語でしょう。順調に教育を受けて就職できれば、日本の社会に何の問題もなく溶け込んでゆけるでしょう。
しかし、教育も受けられず、日本にも溶け込めず、故郷にも帰れない、としたらどうでしょう。先に報告しました文教警察委員会の「外国人治安対策」のようなことが、より一層、必要になってくるのではないでしょうか。日本の治安維持関係機関の努力には大変感謝していることに変わりはありませんが、これは、起きてしまったことに対する対策です。もちろん、起きないようにする対策も同時に講じられておりますが、対策の根源、それは、「教育」だ、と私は考えています。
「教育の重要性」については、日本の子供も外国の子供も同じです。小さい子供の何でも受け入れられる柔軟な心には、日本で暮らして行くうえで欠かせないことを、しっかりと根付かせることが重要だと考えます。そうすれば、大きくなってからも日本の生活に溶け込めるようになって、犯罪なんか起こさないようになる、と考えています。
砂沼パークタウン 夏祭り
砂沼パークタウンをご存知でしょうか?場所は、ビアスパーク下妻の北側です。写真をご覧ください。左側に砂沼浄水場のタンクが見えます。右側が「砂沼パークタウン」の一部です。写真にあるような住宅が集まっているのですが、ここには、北海道から沖縄まで、各地の出身者が家を建てて住んでいます。
「砂沼パークタウン自治会」は、毎年、夏祭りを開催しています。ことしも、「区民とともに大いに飲み、かつ語り合い、暑気払いをしたい」とお誘いを受けました。私は、毎年顔を出して、ご挨拶を申し上げております。
私が砂沼パークタウン自治会について感心していることは、その「団結力」です。日本全国各地の出身者が、仕事の関係などで集まってきているのですが、皆さんがお互いに協力しあい、纏まっている自治会だと感心しています。なかでも、自治会で土地を購入し、町内集会所を建築し、皆さんが集まる場を提供したのです。
こういう強い団結力を持った自治会なのです。夏祭りには、皆が集まって、それぞれの郷土の催し物をして楽しむのですが、参加するたびに、この団結力は、見習うべきだ、といつも思います。
下妻市ガールスカウトの活躍
ガールスカウト、ご存知でしょうか。 少女と若い女性が、自分で考え行動できる人に成長できるよう手助けをし、自分だけではなく、他の人の幸福も願えるような、そしてそれを実現できる人を育てよう、そんな理念を持った団体です。このガールスカウト運動は、世界145の国や地域で展開されています。その中に、一般社団法人ガールスカウト茨城県連盟に属する下妻ガールスカウト(団委員長:飯塚節子)があります。
実は、私は、このガールスカウト育成会の会長として応援をしております。それで、機会をとらえては彼女たちの活動に参加しております。
今年の3月には、パリでオペラ『夕鶴』の公演がありました。オペラ『夕鶴』は、「鶴の恩返し」として我が国で親しまれているあのお話に、木下順二氏が戯曲化し、團伊玖磨氏が付随音楽を作曲して完成させたものです。
公演の発端は、パリの日本大使館の方と私の世話になった県の職員の方との間で、最近、正確に日本文化を伝えている公演が少なくなった、という話があって、それじゃあ『夕鶴』をやったらどうか、と言うことになりました。
パリの日本大使館が後援してくれて、3月23,24日にパリの日本文化会館で開催されたのですが、日本で活躍している歌い手と一緒に、この下妻ガールスカウトが出演しました。日仏交流のためのパリ初公演だったのですが、フランスでもたいへん喜ばれて、フランスの方々から感動した、舞台から日本らしいものが伝わった、という反響がありました。フランス側では、パリ在住の文化人が多数、お出でになりました。
私は、別件の調査でフランスを訪問しておりましたので、この公演を見ることが出来ました。
また、この7月末には、ルーマニア大使館での懇親会に、再び、下妻ガールスカウトが同じ演目で出演しました。
私の家内は、オペラ歌手をしておりまして、最初は、ルーマニアのヤシの国立歌劇場で歌っておりましたが、7年前からは、コンスタンツァ国立歌劇場の専属歌手になっております。
この夏、彼女がお世話になっているコンスタンツァ国立歌劇場の芸術監督を兼ねているダニエラ・ブラデスクさんというルーマニアのオペラ歌手を招いて、ルーマニア大使館で歌うことになったので、彼女もいっしょに、ということになりました。
そして、ルーマニア大使館での「サマーコンサート」が開催されたのですが、この公演には、下妻市のガールスカウトも出演して、『夕鶴』を歌ったのです。
公演後のレセプションでは、在日ルーマニア人の方々と大いに懇談し、見識を広げることができました。ガールスカウトの子供たちにとっては、こういう国際交流の経験は、貴重なものだったと思います。