活動報告

2012年6月29日

韓国麗水国際博覧会視察(晋州経由)

 空路、釜山に到着した後、途中、「晋州城」を訪れました。
文禄・慶長の役(1592年から1598年)という歴史があります。日本の豊臣秀吉が主導する遠征軍と明および李氏朝鮮の軍との間の国際戦争で、16世紀東アジア最大の戦争とされています。1598年(慶長3年)の秀吉の死を受けた日本軍の撤退をもって終結しました。

晋州城

 晋州城は、当時、地理的戦略的に重要な位置にあって日本軍三万余名に 攻め込まれましたが、明及び朝鮮軍は、たった3800余名の兵士で城を守った 大戦闘でした。

 晋州には、この戦争の歴史を展示テーマとしている国立晋州博物館があります。最近の教科書には、その時の朝鮮水軍を率いた「李 舜臣」という現代韓国の英雄が記載されているようですが、「壬辰倭乱」と言われる戦いです。私は、はるか昔を思い、歴史の勉強をするつもりで訪れました。皆さんも機会があれば、見学されてはいかがでしょうか。

 さて、翌日、「2012麗水国際博覧会」を視察しました。
この博覧会は、対象範囲を海洋(Ocean)と沿岸(Coast)に限定し、「資源の多様性 (Diversity of Resources)」と「持続可能な活動 (Sustainable Activities)」の概念を加味して、人類が特定の分野で成し遂げた成果を展示する認定博覧会の趣旨に適ったものになっていて、「地球と海洋の調和」、「地球生態系のバランスのとれた営み」を表現しようとするものです。

2012麗水国際博覧会

 日本館は、「智恵と技の里」のゾーンでは、海からの恵みを享受するための日本の取り組みや「折り合いの先進技術」の紹介、「魚の木の森」ゾーンでは、森や里とつながる、日本の美しく豊かな海、そしてその海で起きた津波について紹介されています。また、「海(かい)の絵本シアター」では、東日本大震災から立ち上がり、復興と再生に向けて歩んでいる日本人の姿を童話のショーとして上演しています。

 そして日本館の正面前面には、東日本大震災に際し、世界各国から日本に寄せられた支援への謝意が述べられています。

 昨年の大震災では、私も現地視察を何度か行って、海の怖さの面を思い知らされましたが、それでも海との共生は避けて通れないと考えておりました。この博覧会を視察して、あらためてその重要性を確認できた気がしました。

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2012年6月28日

平成24年度第一回茨城県都市計画審議会

 県庁舎11階で今年最初の「茨城県都市計画審議会」が開催されました。文字通り「茨城県の都市計画」を審議する会、なのですが、昨年の大震災を背景にした地震災害に強い安全・安心な都市づくりの実現に向けた取り組みを推進してゆくことを目的にしています。

 茨城県のこれからの都市計画の基本方針を提示して、都市計画区域マスタープラン、市町村の都市計画マスタープランに適宜反映して行くことにより震災に強い都市づくりが推進する、という役割を果たします。平成21年度に始まった現行の「茨城県都市計画マスタープラン」に、この「震災対策」を加えた計画の目標年次は、平成37年度(2025年度)としています。

 この審議会委員の構成は、学識経験者、市町村を代表する者、市町村の議会の議長を代表する者、関係行政機関の職員、そして県議会の議員となっています。私は、県議会議員として本会議に出席しました。

 いわば、都市計画マスタープランの「震災対策編」の中間報告だったのですが、国の中央防災会議によれば、本県に影響を及ぼす首都直下型地震の一つとして「茨城県南部地震」を想定しているほか、近い将来に発生が予測されている「東海・東南海・南海地震」など、これからも去年の大震災に劣らぬ地震が起きる可能性あり、とされています。

 それでなくても去年の震災経験は、地震への対策の重要性をこれまで以上に私に感じさせました。

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2012年6月26日

北台川改修促進期成同盟会

北台川と鬼怒川の接続
北台川と鬼怒川の接続

 北台川は、ビアスパーク下妻の西側で鬼怒川と接し筑西市関本に至る一級河川です。この川については、指定延長6540メートルのうち5000メートルの改修工事が進んでおり、残りの未整備部分についての早期完成に向けて努力しているところです。

北台川の様子
北台川上流に上妻排水樋管を望む(鬼怒川に向かって流れている)

 以前は、この整備をすれば、それでよかったのですが、最近、道路や側溝の整備が進んで、鬼怒川に流れ込む雨水量が一気に増加することになってしまいました。その増水対策で北台川の水門を閉めるのですが、そうすると北台川が溢れるようになってしまった、という問題が起きています。

河川管理境界北台川

 こうした治水問題は、生活に大きくかかわってくる問題です。話は少し飛びますが、「作らない」と言ったり「やっぱり作ることにした」と話題になった「八ッ場ダム」。あれは、茨城県も800億円も出資しているのです。それは、単に飲み水の確保だけではなく、あのダムの有り無しが、小貝川、鬼怒川流域の治水問題に大きくかかわってくるからなのです。

北台川改修工事の概要
北台川改修工事の概要

 大きく見れば、北台川の治水も同じことと言えると思います。そこで、こうした問題を解決するために、「排水機場の設置」がこれからの課題になって来ています。この課題などを実現するために「一級河川北台川整備促進協議会」という会があって、下妻市、筑西市の市長、議員、及び「北台川改修期成同盟」会員で構成されています。なお、今回、私が出席した「北台川改修期成同盟」とは、筑西市、下妻市の地元地権者が、整備促進協議会を応援しようという主旨で作られた会です。

 私は、皆さんと一緒に、ぜひ、この排水機場を実現したいと考えております。

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2012年6月25日

平成24年度茨城空港利用促進等協議会総会

 「茨城空港利用促進協議会」というのは、茨城空港を一層盛り上げようと、茨城県内の各界、各層の有識者が集まって、その課題と対策を協議する会です。協議会の会長は、橋本県知事が就任しています。

 さて、LCC(Low Cost Carrier)、文字通りローコストが売りの茨城空港ですが、最近、大手のANA、JALが進出して来ました。大手の強みを生かして、茨城空港よりも安い料金設定をしています。そもそもの「低料金」で負けてしまうのは、たいへんなことです。

 そこで、現状を知り、今後の課題とその対策について、協議をする訳です。

 「課題」は何か、について、私は次のように考えています。

 茨城空港の置かれた状況は、次のようだと理解しています。これまでの茨城空港としては、なにより「路線確保」が重要課題でした。なにしろ、飛んでくれる便がなければ話になりませんから。しかし、現状では、沖縄にしろ上海にしろ、朝一で飛ぶ便がありませんので、夕方到着して一泊してから翌日に、ということになります。

 また、整備士は飛んできて、すぐに飛んでかえるから、駐機場はいらない。ということになっているのです。だから、朝一便ができないのです。当面は良かったが、競争相手が出てきては、生き残るためには、早急な対応策が必要だ、ということです。

 課題は、「空港の利便性」だと考えています。先に述べました「駐機場」も必要でしょう。そうやって乗客の利便性を向上させる必要があるでしょう。そうでなければ、乗客は、よその空港を選択するでしょう。

 乗客だけではなく、「貨物の利便性」も必要だと考えています。成田空港は、世界でも有数の貨物取扱量があり、成田空港だけでは処理しきれない状況にあります。その賄いきれない量を茨城空港で受けようとしました。そうなると、当然、ジャンボが飛んできます。でも、現状の茨城空港の滑走路は、ジャンボの発着重量に耐えられる厚みがありません。茨城空港を利便性向上で活性化させようとすると、こういう「課題」があるのです。

 これらの問題は、「今」は、まだ大丈夫なのかも知りません。でも、大手が参入してくると、値段の勝負にも勝てないでしょう。だから、できるだけ早く、この「空港の利便性」を売りにして路線拡大にもつなげる、そういう対策が是非、必要なんだと考えています。路線の拡大のためには、利便性の追求が必要だと考えるのです。また、空港ビルについては、開業から三年で民間に移管しての構想がありましたが、なかなか受けてくれる企業が出てきません。これも、「課題」の一つだと考えています。

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2012年6月22日

社団法人下館法人会下妻地区会 通常総会

 この日は、稲葉下妻市長が、地域活性化について、「下妻市の今後の展望」と題した講演を行いました。

企業が元気にならなければ地域が元気にならない。というのは、私も、そのとおりだと思う。

また、皆さんに頑張っていただいて地場の企業が元気になってくれないと困ることになる。ぜひともよろしくお願いしたい。

 とご挨拶いたしました。実際、こういう方々のご尽力がなければ、地域活性化は難しいと考えております。

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2012年6月22日

常総地方土木協議会総会

 下妻市、八千代町、常総市の管内首長、議員が集まって道路などインフラ整備について話し合い、状況を確認する会で、圏央道開通を念頭に置いた整備状況、今年度の事業計画などについての報告を受けました。

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2012年6月20日

株式会社ふれあい下妻 株式総会後に

 「ふれあい下妻」は、「ビアスパーク下妻」と「道の駅しもつま」を経営している会社です。

 総会後の懇親会で意見交換会があって、私もそこに呼ばれました。残念ながら、あの大震災の影響もあって赤字決算でした。下妻地域に限らず、風評被害もあって被災県ではどこも同じような状況です。

 茨城県全体としてもこの状況は同じで、いろいろ対策をしています。たとえば、東京の人が茨城県に来て食事して宿泊して観光地を巡ってくれるなら、バス代を負担しましょう、などの誘致策をとっています。

 ふれあい下妻でも、なんとかもこういう努力をしていただいて来年はぜひ、黒字になるように頑張っていただきたい、とご挨拶申し上げました。

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2012年6月20日

下妻市農業委員OB会総会

 夕方、OBさんと言えども、まだまだ現役の農業委員会OBの方々と意見交換をしてきました。現役の方々の現場の生の声をお聞きして、県政にそれを反映させたいと思うからです。

 その一例ですが、降雹対策の「網」ですが、、あれにも耐用年数があります。だから買い替えが必要なのですが、これまでは、「更新」についての支援はありませんでした。そもそも、網の更新をしたいという人は、これからも梨づくりに意欲的な人なのです。こういう「やる気のある」方々を育成するために、私は、支援政策に「網の更新」も入れてくれるよう働きかけて、今度、採用の運びになりました。

 ところで、「梨」と言えば、完熟梨の販売を促進しようという動きが、若い生産者の部会にあります。完熟梨を食べに来てもらおうという計画です。完熟の時期がありますので、一週間そこそこの期間なのですが、市販されているなしとはまた違った食味を堪能してもらって、下妻の梨の拡販をしようというものです。

 そこで、全国放送でコマーシャルしてもらおう、という計画があります。うまく行けば、先日お亡くなりになった地井武男さんの後任、加山雄三さんが「ちい散歩」番組の中で8月24日に放映されます。

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2012年6月17日

飯塚秋男県政報告会と時局講演会

がんばろう!

 先にご案内しました通り、JA下妻地区センターにて県政報告会を開催させていただきました。

 昨年は、大震災があったり県の副議長を務めたりで、なかなか下妻地区の皆様とお会いしてお話しすることができませんでしたので、申し訳ないと思っておりましたが、日曜日の午後4時からの開始にもかかわらず、会場に用意しました全ての椅子が埋め尽くされ、皆様からの暖かい支持に改めて感謝致しました。

たくさんの皆様にお越しいただきました。

 さて、当日は、「ながおか桂子」衆議院議員、自由民主党衆議院議員第一選挙区支部長の「田所よしのり」県議会議員をはじめ、多くの皆様から最近の政局をにらんだご挨拶をいただきました。

ながおか桂子議員からのご挨拶

 私は、最近の県政の状況をご報告し、また、このウェブサイトに過去に掲載もしました下妻地区の課題である交通問題などをあげ、将来的に進むべき道だと考えていることを説明させていただきました。いづれにせよ、皆様のご支援がないと実現できないので、今後ともよろしくお願いしたい、と締めくくりました。

お集まりいただいた皆様に、ご報告、ご説明をさせていただきました。

 つづいて田所県会議員から現在の政局を見据えたご挨拶をいただきました。

田所よしのり議員からのご挨拶

 今回は、その「時局」について、『ビートためしのTVタックル』でおなじみ、白鴎大学、福岡政行教授にお願いし、「時局」についての講演をしていただきました。

福岡教授より、時局についての講演をしていただきました。

 政界重鎮と面識の深い先生ならではの大胆な時局予測が、軽妙な話術で語られ、満場の皆様も深い関心を持ってお聞きになっていました。

満場の皆様も深い関心を持ってお聞きになっていました。

 最後に岡田参議院議員のご挨拶をいただき、お開きとしました。

岡田参議院議員よりご挨拶いただきました。

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2012年6月12日

議会改革の提案 いばらき自民党 役員会

 茨城県の財政赤字が一兆円を超えるような時、議会も改革の一環として行動しなければなりません。特にお金をかけないでも今すぐできるような改革について検討しました。

 その中に「議員定数の削減」があります。市町村は、合併などで議員定数削減をしておりますので、県も対応しなければ、ということです。また、いろいろな方面からそういう要望もあります。

 そこで、議員定数の削減や議員報酬の低減について検討をし、検討委員会に提言しました。

 また、お金のかからない改革案として、議会開催時間を調整して質問者の数を30名から40名に増やす提案もしました。

 なににしても議会改革案をこれからも提案して、より一層の効率化に助力したいと考えております

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2012年6月10日

平成24年度社会福祉協議会 総上支部総会

 区長さん達がが参加して行われた総上支部の総会に出席しました。私は、ご挨拶の中で最近の県政報告をさせていただきました。

 その中で、市内高道祖の桜塚工業団地に工場立地予定のSMC株式会社が操業に向かって工事着工の運びになること、さらに筑波第二工業団地にも、新規に会社を呼ぶことが出来そうで、市の雇用促進に役立ちそうだというお話しをしました。

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2012年6月9日

第二回わんぱく相撲 下妻場所

 大宝八幡宮の土俵にて、社団法人下妻青年会議所が主催した「わんぱく相撲 下妻場所」が開催されました。

 前日の8日(金曜日)には、高砂部屋と錦戸部屋の力士が大宝八幡宮に合宿にやってきました。去年は震災の影響で中止になりましたので、二年ぶりです。

 もともと大宝神社には、奉納相撲があったようです。そう言った縁なのか、毎年、若松部屋の親方が、節分会の豆撒きに来てくれていました。

 何年か前、私が、傍にいた当時の若松部屋の親方(朝潮)に、地域の人たちが、親方の部屋の相撲を見学できるようなことができないか、そうしたことを通して親方の部屋や相撲を広めることにならないか、と聞いてみました。

 すると、五月場所が終わって次の夏場所の間に使える合宿所を作ってくれないか、という返事があって、これにみなさんが賛同して、それからは、毎年、力士が大宝神社にくることになりました。

 あの曙関、朝青竜関などが平幕のころから来てくれました。力士たちも巡業とはまた違った趣に、この合宿を楽しみにしているようです。わんぱく相撲も、こういうことがきっかけになって始まったのです。

 わんぱく相撲実行委員会では、相撲を通して心身の鍛錬と健康増進を図り、相撲の勝敗だけにこだわることなく、勝つことの喜び、負けることの悔しさを体験させ、勝者を称え敗者への思いやりを育むことや、地域の責任ある大人が協力し、その環境を育んでゆくことを目的としています。

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2012年6月9日

下妻ほたるの里づくり研究会総会

 下妻市長塚の「ビアスパークしもつま」に「ほたるの里」があります。ここは、市民団体「下妻ほたるの里づくり研究会」が、ホタルの飼育を通して良好な自然環境を守ることの大切さを子供たちと一緒に学ぼう、との主旨で作りました。

 延長約100メートルの水路を整備し、地元の小中学校と協力して、ゲンジボタルの幼虫やエサとなるカワニナの飼育と放流を続けてきたのです。今年は二十数匹が観察されました。最盛期の三百匹には及びませんが、それでも環境整備の結果、復旧してきたのです。

 子供のころに見たほたるの光は、みなさんも懐かしく心に残っていませんか?同じようにビアスパークにおいで下さったお客様方の、そうした思い出になってくれればの思いで、私も総会に参加しました。研究会の皆さんには、これからも地道な努力をお願いしたいと思います。

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2012年6月4日

いばらき自民党が立ち上げた各種議員連盟の総会

 6月は、いばらき自民党が立ち上げた各種議員連盟の総会が次のようにたくさんありました。

  • ボーイスカウト振興茨城議員連盟(6月4日)
  • 港湾振興議員連盟(6月7日)
  • 地震・津波対策議員連盟(6月8日)
  • 農水産業振興議員連盟(6月15日)
  • スポーツ振興議員連盟(6月12日)
  • 日台友好議員連盟(6月15日)
  • 原子力・新エネルギー対策議員連盟(6月15日)

 議員連盟は、県内のいろいろな重要課題について議員が集まり、これを検討し、将来に役に立てるための議員の集まりです。

 たとえば、スポーツ振興議員連盟では、七年後に茨城県で開催される国体に向け、応援をしてゆこう、というものです。各種の議員連盟は、それぞれに課題を勉強をして、それぞれの課題を克服する応援をしてゆこう、と言う趣旨で立ち上げられました。

 私もこのすべてに参画しており、少しでもお役に立ちたいと考えております。

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