2013年3月の活動index
- 3月31日
- 松岡地区 御囃子会 十周年記念
- 3月19日
- 下妻小学校 平成24年度 第66回卒業式
- 3月15日
- 茨城県議会 県南西地域利用 整備促進議員連盟の発足
- 3月13日
- 農林水産常任委員会
- 3月6日
- フィリピン民間航空会社の茨城空港乗り入れに期待
- 3月1日
- 上妻地区懇親会の開催
松岡地区 御囃子会 十周年記念
私の出身地にある「松岡地区」に御囃子会ができてから10年が経ったのを記念して、「松岡囃子会」の記念式典がありました。記念式典と言っても、そんなにお堅いものではなく、みんなで楽しくお祝いをしようよ、というものです。
場所は、以前、「くわばらさま」でご紹介した「松岡公民館」です。ちょうど、桜が満開の中で、お囃子演奏やカラオケ大会が行われました。
十年前までは、この地区にお囃子会はありませんでした。私は、地域に重要なもののひとつに、「地域の一体感」があると考えておりますが、その手段としての「お囃子会」は、どの地区でも大変役に立っている事を知っておりました。
ただ、太鼓や笛など、けっこうお金のかかるのも「お囃子」なのです。さらに、それをしまう場所だったり、拠点にする「集会所」も、どうやって建てるか、各地区のみなさんにとって、頭痛の種になっているのです。「寄付」という手もあるのですが、その負担は大変です。
こうした問題については、やはり補助金などの行政の力が必要になってきます。それで、ご相談を受けて問題解決に尽力してきました。最近の例では、仲居指自治会に「宝くじ助成金」をご紹介して、「お神輿」を購入するお手伝いをしたり、集会所建設の費用に補助金を使うご提案をしたりなどして、地域の皆さんの「一体感」の醸成に努めて来ました。
松岡地区のお囃子会も、あれから10年経って、松岡地区の老若男女が集い、カラオケやお囃子を楽しんでいる姿を拝見すると、やりがいがあったとつくづく思います。
これからも、こうした活動を通して、皆さんのお役に立って行きたいと考えております。
下妻小学校 平成24年度 第66回卒業式
卒業式の時候となりました。私も下妻小学校にお招きをいただいて祝辞を述べさせていただきました。式場は、小学校敷地内にある体育館。卒業生とこれを送る五年生、ご父兄と先生方が広い体育館に集いました。それこそ、雲ひとつない晴天の朝でした。
今年の卒業生は、143名。実は、六年前、私は、この小学校の入学式に招かれて祝辞を述べさせていただいておりました。月日が流れ、その子供達が私の目の前に、今度は卒業生として並んでいます。そわそわ、きょろきょろとしていた新一年生だったみなさんが、こんなにも立派になって感慨もひとしおでした。ご父兄も諸先生方も、同じお気持ちだったのではないでしょうか。
六年間の思い出といえば、なんといっても「東日本大震災」だったと思います。 電気や水が止まり、それまでは、当たり前のことと思ってきていたことの大切さを、 思い知らされたのではないでしょうか。また、その中で、「人に優しくする」ことを覚えた子供達も少なくないに違いありません。
中学校に行けば、これまでとは違って「自助努力」をより一層、求められるでしょう。そうやって少しずつ社会に出てゆく準備をすることになります。会場の体育館には、この子供達の将来の夢が掲げられていました。自立心を持って、一生懸命努力して、この夢を実現していただきたいものです。
子供達のご父兄にしてみれば、この六年間の成果を記念に残したい思いは大きいと思います。ギャラリーのようにご父兄方のカメラを向けられながら、そんなお話をして、祝辞とさせていただきました。
茨城県議会 県南西地域利用 整備促進議員連盟の発足
東京直結鉄道(地下鉄8号線(有楽町線))の茨城県への延伸と平行して、「つくばエクスプレス」と関東鉄道常総線」の相互乗り入れを実現し、県西地域の利便性向上、ひいては、定住化促進に寄与させよう、というものです。つまり、常総線沿線地域の進行発展に資することを目的とするものです。
しかし、問題もあります。まず、関東鉄道常総線は、電化と水海道駅以西の複線化をしなければなりません。同線の収益悪化もあります。これを何とか実現させるのに、地元県会議員が党派を超えて旗振り役を果たそう、ということで、この議員連盟を立ち上げました。
今後、目的達成のための調査研究活動や研修会、講演会等の実施など、目的達成に必要な事業をしてゆきます。各市長や市議会議員にも活動への参加を呼びかけ、実現に向けた大きな運動にしてゆきたいと考えています。
農林水産常任委員会
県議会には、いろいろな「委員会」があります。委員会は、大きく分けて「常任委員会」と「特別委員会」、「その他の委員会」にわかれています。「常任委員会」は、本会議に提出された議案などをより専門的に審査するために常時設けられている委員会で、「特別委員会」は特定のことがらを審査・調査するため、必要に応じて設けられます。
常任委員会のひとつである「農林水産委員会」は、農業・林業・畜産業・水産業の生産性の向上と生産物の流通対策、土地改良事業の推進、農業用水の整備など、農林水産業振興のためのことがらについて調査、審査する委員会で、委員定数は11人です。
実は、私は約10年前に、この委員会の委員長を務めた経験がありますが、今年、また委員として働くことになりました。
今年1月の「常任委員会提言」の中で、農林水産委員会では、次のテーマをあげて活動することになりました。
「大震災からの復興と茨城ブランドの発信を中心とした農林水産業の再生」
- 福島第一原発事故による風評の払しょくと販売の促進
- 六次産業化や農商工連携などの推進
- エコ農業の推進と安全・安心な農産物による消費者等との信頼関係の構築など
特に、未だ消えない風評に対して、消費者との信頼関係を、どのようにして取り戻すか、これを急務と考えて活動をして行きます。
さて、3月13日の委員会ですが、いろいろ県に確認させていただきました。まず、国で可決された13兆円という大規模な予算に対して、県がどういう基本的な考えの下に補正予算を組んだのか、補正予算で組んだ事業が、地元の人のニーズにあっているのか、を質問しました。また、「TPPの参加に伴う茨城県農業の対応」についても質問しました。
農林水産部、農業政策課など各担当部署から、それぞれの説明をしていただきましたが、予算を計上したからには、補正予算があるからいい、ということではなく、節約すべきもの、出費すべきものをしっかり見極めて新年度予算を執行していただきたい、とお願いをしておきました。
フィリピン民間航空会社の茨城空港乗り入れに期待
昨年七月に掲載した記事に『ボホール島』があります。下妻市が消防車を寄付したことに感謝されての歓迎式典参加が主目的だったのですが、この機会を利用してセブ・パシフィック航空会社の本社を訪問し、茨城空港への乗り入れの陳情をしてきました。
実は、当時、フィリピン航空業界は、国際民間航空機関(ICAO)から、「重要な安全性の懸念」(SSC)があると指定されていました。フィリピン航空業界には、安全性基準の問題があって、米国乗り入れ便の増便、新路線の開設、臨時便やチャーター便の運航、未就航の航空会社による就航などが禁じられていたのです。ですから、茨城空港便を就航させたくても、すぐには実現できない状況でした。
ところが、この3月5日、国際民間航空機関(ICAO)が、フィリピンに対する「重要な安全性の懸念(SSC)」指定を正式に解除した」と発表しました。フィリピンの講じてきた改善措置が認められたのです。これからは、フィリピン航空業界は、増便、路線拡充などの事業機会拡大が可能となり、ひいてはフィリピン観光産業の発展させることができるようになったのです。
日本側では、国土交通省航空局による最終的な「SSC指定解除」が行われれば、フィリピンの航空会社による日本路線就航・増便が可能になります。
私が、去年、セブ・パシフィック航空会社を訪問した時は、「SSC指定解除」対策がされている最中でした。「近年中に解除は確実」の予想があっての「営業」だったのです。今後、茨城空港便には、さらに現実味が帯びてきました。今後の推移には、大いに期待しております。
上妻地区懇親会の開催
毎年、年が明けると新年のご挨拶に伺う機会が多くなります。既にこのホームページでも、その事を掲載しております。普通、そうしたご挨拶は正月中に、なのですが、各地区の皆様のご都合と私の仕事の都合の調整が難しくて、のびのびになってしまうこともあります。
それでは、せっかく私を応援して下さっている皆様に申し訳がありませんので、時に「懇親会」を開くことがあります。と言っても、わずかな会費で行うことですから、贅沢はできません。場所は、私の事務所です。
出てくる料理は、これも後援会の方々のお手製がほとんどです。精進揚げや、ポテトサラダ、それにけんちん蕎麦。全部、私の事務所の設備で調理して下さいます。ご自慢の漬物を持ってきてくれる方もいらっしゃいます。
私は、他の地区の場合と同じように、県政とこの地区のことについて、いろいろお話しするのですが、そのあとの懇親会では、お手製のお料理に舌鼓を打ちながら、みなさんと親しくお話をさせていただきます。
姿勢を正し、整然として議論を展開する、と言う形も必要だと思いますし、私の出席する会議のほとんどがそうです。ですが、政治と言っても、基本は人間と人間のお付き合いだと思います。
時には、こういう懇親会のように膝突合せ、本音のお話を伺うことは大事だと考えています。おかげさまで、いろいろ有益なご意見をいただけた懇親会でした。
最後に、美味しい料理を作って下さった方達に感謝をこめて、その主役お二人と、「〆のお蕎麦」をお見せしましょう。こういう方々に支えられて、私は活動をしております。