本会の正式名は、
『ANBEC創立70周年記念事業 常総市活動10周年記念 第1回 日伯(日本ブラジル)地域住民交流推進の会 in 常総 シュラスコとイペの木植樹と園芸を楽しみ語る集い』というものです。お招きをいただきましたので、家内と出席させていただきました。
本会の開催の目的と背景は、日伯経済文化協会(ANBEC)の案内書を引用させていただきますが、次のとおりです。
「常総市在住のブラジル人青少年家族と地域日本人家族との交流の場が、更に広がる拠点作りを目指します。共にブラジル料理シュラスコを楽しみ、 園芸等ワークショップほか同じ空間での共同を通じての触れ合いの始まりとして、定期的開催を目指します。「日伯触れ合い庭」のシンボルとして、ブラジル国花の「イペ」の木を植樹します。将来はイペを通じてのブラジルの何処かの都市との友好・経済交流に繋がることを期待しています。
ANBEC は日伯交流推進の事業の一つとして、在日ブラジル人コムニュテイー支援に取り組んでいます。常総市に於いては、2009 年より移民生活者としてハンデキャップ克服および医療支援ならびに移民者の子供達の教育職育支援に取り組んで参りました。子供の教育・職育支援は、私達日本や地域社会が、人口減少で実質的に移民を受けざるを得ない中で、移民の子供達の未来を拓ける事は支援と言うより、私達ホスト社会の課題として取り組むべきとの考え方で活動して参りました。また、在日ブラジル人にとっては文化価値基準が異なる移民地日本での、子供の教育・職育に対し日常生活での対応に戸惑う家庭が少なくありません。ブラジルとは大きな違いのある平均的日本社会における、子供の教育観や成長過程での文化的背景への親の情報不足が、移民者の子供の学習や社会的成長(日本での)を遅らせる要因の一つにもなっています。絶対的な解決法は難しいですが、ブラジル人親子が生活感覚で日本人親子ともっと触れ合うことで、 情報力を増やし相互理解を高める機会があればと考え、今回のイベントを企画致しました。」
同会の創立70周年記念と常総市活動10周年を迎えた集いにご招待をいただいて、野外パーティでのブラジル肉料理(シュラスコ)を美味しくいただきました。
ご挨拶の機会をいただきましたので、一層の相互交流を深めることをお願い致しました。また、記念植樹として、「イペの木」をブラジルの皆様方と植樹を行いました。